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火災報知器の誤作動時の対処法とは?マンションでは?

「料理中に大量の煙が出て、火災報知器が鳴ってしまった。」

「アパートやマンションの周りで警報音が鳴り響いていた。」

こんな状況に陥ったことはありませんか?

火災報知器が警報音を発すると、近隣に迷惑をかけるだけでなく、緊迫感も生じます。

ですから、誤作動を避けたいと思うのは自然なことです。

この記事では、火災報知器の誤作動時の対処法や予防策、

自動通報の有無などについて詳しく解説します。

火災報知器の誤作動時の対処法

火災報知器が誤作動した場合、

アパート、マンション、一軒家など、それぞれの対処法が異なります。

まずは、本当に誤作動なのか確認してください。

火災報知器が鳴った場合、すぐに誤作動だと断定せず、まずは安全確認を徹底してください。

もし火災の危険がある場合は、周囲に危険を知らせ、初期消火を試みます。

初期消火が難しい場合は、速やかに避難する必要があります。

この際、濡れたハンカチやタオルで鼻と口を覆い、低姿勢で煙を避けながら移動してください。

警報音の止め方

住宅用火災警報器

一般住宅に設置されている火災警報器です。

メーカーによって仕様が異なりますが、

多くの機種では「ヒモを引っ張る」または「停止ボタンを押す」ことで

警報音を止めることができます。

一部の機種では、2〜3秒間ボタンを押し続けたり、特殊な操作が必要な場合もあります。

操作方法に不安がある場合は、取扱説明書やインターネットで確認してください。

自動火災報知設備

集合住宅などに設置されている自動火災報知設備では、

警報音が誤作動した場合、受信機を操作して止める必要があります。

ただし、一般の個人が受信機を操作するのは難しいため、管理人や管理組合に連絡してください。

火災報知器の誤作動は自動的に止まる?

住宅用火災警報器

例えば、「Panasonic」の住宅用火災警報器では、

警報音が鳴った場合、煙や熱がなくなるまで警報音が繰り返されます。

警報を止めた後、約5分間は煙や熱を感知しても警報器は反応しません。

ただし、その後も煙や熱を感知すれば、再び警報音が鳴ります。

自動火災報知設備

自動火災報知設備が誤作動した場合、管理人などが対処しない限り、警報音は止まりません。

そのため、マンションなどで誤作動が起きた場合、消防車が到着するまで待つ必要があります。

誤作動で警報音が鳴った場合の自動通報はありません。

火災であるか確認できるまで、警報音を止めないでください。

火災報知器が自動で消防署に通報する機能は一般的ではありませんが、

一部の建物では義務付けられています。

火災通報装置の設置義務がある建造物には、以下のようなものがあります。

  • 医療機関(病院、診療所、助産所)
  • 養護老人ホーム、老人短期入所施設など
  • 床面積500㎡以上の宿泊施設、幼稚園、デイサービスセンター、百貨店、劇場など

一般住宅では火災通報装置が設置されていないため、

警報音の誤作動だけで消防車が駆けつけることはありません。

ただし、警報音を聞いた個人や警備会社が通報した場合には、

消防車が駆けつける例もあるようです。

煙以外でも火災警報器が鳴ることがある?

住宅用火災警報器は主に「煙感知式」と「熱感知式」の2つがありますが、

誤作動を起こしやすいのは煙感知式です。

誤作動の主な原因とそれぞれの防止策を以下に示します。

調理で発生する煙や湯気

焼肉や鍋料理などを調理する際に、煙や湯気で火災警報器が鳴ることがあります。

換気状態が悪かったり、煙が大量に発生したりすると、警報器が感知してしまいます。

防止策

  • 調理中に出た煙や湯気が警報機に直接かかっていないか確認する。
  • 換気扇を回し、窓やドアを開けて十分に換気する。

ホコリ・虫・クモの巣など

警報器のセンサー部分にホコリや虫・クモの巣が付着すると、誤作動を引き起こす場合があります。

防止策

  • 定期的にホコリを取り除くために、掃除機のノズルやエアダスターを使用する。
  • 布を中性洗剤に浸し、汚れをふき取る。有機溶剤は使用しないでください。

エアコンやストーブ

エアコンやストーブによって室温が急上昇し、警報器が誤作動を起こす可能性があります。

防止策

  • 部屋が温まるまではエアコンのルーバーを下向きにする。
  • 警報器の真下にストーブを置かないようにする。

水漏れや結露

天井からの水漏れや結露が警報器内部に入ると、誤作動を引き起こすことがあります。

防止策

  • 防水性能を備えた警報器を設置する。
  • 湿度が高い場所や結露が生じやすい場所に警報器を設置しない。

まとめ

住宅用火災警報器の寿命は10年が目安です。

寿命が経過した場合は、新しい警報器に交換しましょう。

火災警報器はあらゆる原因で鳴る可能性があるため、

定期的なメンテナンスや対策が重要です。

安全な生活のために、日頃から対策を行いましょう。

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