3人以上のじゃんけんで勝ちたいと思っている方へ
大勢相手だと何を出せば良いのか悩んでいる方へ
必勝法を知りたい方へ
この記事がお役に立ちます。
実は、大人数のじゃんけんは、1対1のじゃんけんよりも必勝法がシンプルなのです。
この記事を読むことで、じゃんけんで不利な立場になることなく勝利を掴むことができます！
大人数のじゃんけんで勝つ秘訣は「パー」を出し続けること
結論から言いますと、大人数のじゃんけんで勝つ秘訣は「パー」を出し続けることです！
その理由について詳しく説明していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
それでは、なぜ「パー」を出し続けるのが有効なのかを説明します。
人間はグーを出す確率が高い
人々がじゃんけんでグーを出す確率が高いことはよく知られています。
力が入るとグーを出しやすいといった理由があり、
統計的にも証明されています。
桜美林大学の芳沢光雄教授が集めたデータによれば、
1万1567回のじゃんけんの記録から次の結果が得られました。
芳沢光雄教授のデータ
グー：4,054回（35.0%）
パー：3,849回（33.3%）
チョキ：3,664回（31.6%）
参考: 「傾向と対策」|わが子を算数・数学嫌いにさせない習慣|朝日新聞EduA
「グー」が最も多く出されているため、
こちらは「パー」を選択すれば良いのです。
大人数の場合は引き分けの確率が高くなる
参加者が多くなるほど、引き分けの確率が高くなります。
2人や3人の場合のじゃんけんで引き分ける確率は33.3%ですが、
4人以上になると48%以上に増えます。
大人数でじゃんけんを行うと、なかなか結果が出ずに引き分けが続くことがよくあります。
直感的にも理解できるかと思います。
引き分けが多くなると、じゃんけんを行う回数が増え、
次に述べる「確率に収束する」現象が起こります。
引き分けが多いため確率に収束する
引き分けが多いと、「パー」を出しても勝つ確率が高くなります。
じゃんけんを繰り返す回数が増えるほど、この傾向が顕著になります。
たとえば、1回限りのじゃんけんで「パー」を出した場合、
相手がチョキを出せば負けてしまいます。
しかし、2人の相手がそれぞれグーとチョキを出すと引き分けになり、
再び勝負が始まります。
じゃんけんを繰り返すうちに「両者がグーを出す」可能性が高まるため、
「パー」を出し続けると勝つ確率が上がります。
勝ち抜き戦の場合は、人数が減ってきた時が重要
特に大人数のじゃんけんで1人の勝者を決めるような勝ち抜き戦では、
参加者が減ってきた時が最も重要な局面です。
人間は「同じ手を連続で出しにくい」という特性もあります。
例えば、全員が前回「パー」を出してあいこになった場合、
次には「パー以外」が出る確率が高まるため、
「パーに負けるグー」を出すと勝率が上がります。
この点については実際に練習を積むことも有効です。
また、効果を試すためには、実際に大人数でじゃんけんをしてみるのが一番です。
上記は実際の統計に基づいた内容、ぜひ試してみてくださいね！
まとめ
大人数のじゃんけんでは「パー」を出し続けよう！
大人数でのじゃんけんで勝つ方法について解説しました。
大人数の場合、勝率を高めるためには常に「パー」を出し続けることが効果的です。
その理由は以下の通りです。
- 人間はグーを出す確率が高い。
- 大人数の場合はあいこの確率が高くなる。
- 回数が多くなればなるほど確率に収束する。
人数が少なくなってきて全員が「パー」を出したタイミングがあれば、
次は「グー」を出すと勝率が上がります。
大人数でのじゃんけんの勝ち方を知って、決め事を有利に進めましょう！
