こんにちは。2人の娘を持つ30代の親です。
今日は「子どものお手伝い」をテーマに書きます。
うちでは壁に「お手伝いとお駄賃の表」を貼っています。子どもたちが自分でお手伝いを選んで、報酬をもらう仕組みです。最初は半信半疑でしたが、これが思った以上に効いた。
そして最近、長女・みつき(仮名・年長)が玉子焼きを作ってくれるようになりました。形はまだちょっとアレだけど、味は本当においしい。愛情抜きで採点しても、普通においしい。
チャーハンとカレーしか作れない自分には、絶対になってほしくないと思いながら——自分自身もそろそろ料理できるようにならないとな、と。4月から時短勤務になる予定で、給料は減るし、ごはんも作らないといけない。切実な話です。
そういうリアルな家庭の話と、お金をかけない工夫をまとめてご紹介します。
うちの「お手伝いお駄賃表」全公開
まず、うちで実際に壁に貼っているお駄賃表を公開します。
| お手伝いの内容 | お駄賃 |
|---|---|
| しんぶんをとってくる | 5円 |
| ふとんをしく | 10円 |
| ごはんづくりのおてつだい | 10円 |
| みんなのあさごはんをつくる | 100円 |
| ボーナス!先生に自分からあいさつする | 500円 |
最後の「先生にあいさつ」はお手伝いじゃないですが、これは特別な理由があって設けました(うちの娘に場面緘黙があり、外で声を出すことがとても難しい。だからこそ、できたときを特別に称えたかった)。
金額設定は「子どもがやる気になる金額」と「家計的に無理のない金額」のバランスで決めています。毎日全部やったとしても月数百円程度。それでも子どもにとってはかなりの大金です。
「お駄賃制度」を始めてよかったこと
正直、最初は「お手伝いにお金を払うのって教育的にどうなの?」と迷いました。
でも実際にやってみると、メリットの方がずっと大きかった。
① 「やらされてる感」がなくなった
「お手伝いして」と頼むより、「お駄賃表を見て自分で選ぶ」方が断然動いてくれます。自分で選んでいるので、やる気が全然違う。
② お金の感覚が育つ
「これ買いたい」と言ったとき、「じゃあ何回お手伝いしたら貯まるかな」と一緒に計算する。それだけでお金の使い方をリアルに学べます。
③ 親が「お願い」しやすくなった
「あれやって、これやって」と言い続けるストレスが減りました。「お駄賃表に書いてあるやつ、やってみる?」と言えばいい。お互い気持ちが楽。
【お駄賃表テンプレート】自分の家に合わせてアレンジする方法
お駄賃の金額や項目は、家庭によって全然違っていいです。以下を参考に、オリジナルを作ってみてください。
年齢別のおすすめお手伝い
3〜4歳向け(できることから)
- 食事の前にお箸を並べる(5円)
- 洗濯物をかごに入れる(5円)
- ゴミをゴミ箱に捨てる(5円)
5〜6歳向け(少し難しいことも)
- 食器を流しに運ぶ(10円)
- 洗濯物をたたむ(10円)
- 卵を割る・混ぜる(10円)
- 野菜をちぎる・洗う(10円)
小学生向け(責任感のあることも)
- 朝ごはんを一品作る(50〜100円)
- 食器を洗う(20〜30円)
- 弟・妹の世話をする(30円)
- お買い物のお手伝い(50円)
金額設定のコツ
- 1回5〜10円が基本ライン。毎日やっても月数百円に収まる。
- **特別ボーナス(50〜500円)**を1〜2個入れると子どものモチベーションが上がる。
- 貯める楽しみを作る。「〇〇円貯まったら好きなものを買っていいよ」という目標を一緒に決める。
100均で作るお駄賃管理グッズ
表を作ったら、お金の管理グッズも100均で揃えましょう。
- ダイソーの小銭入れ・ミニ財布:子ども専用の「自分のお財布」として。自分のお金を管理する実感が生まれます。
- セリアの小瓶・コイン貯金箱:貯まっていくのが目で見えるので、子どものやる気が続きやすい。
- ラミネートフィルム(ダイソー):手書きのお駄賃表をラミネートすると、汚れにくくなって長持ち。壁に貼るときもきれい。
- ホワイトボードシート(ダイソー):表をホワイトボード化しておくと、項目の追加・変更が簡単。子どもと一緒に更新できます。
子どもが料理を覚えると、家族が変わる
最近の一番の驚きが、みつきが玉子焼きを作れるようになったこと。
最初は「手伝う」レベルだったのが、気づいたら「作る」になっていた。卵を割って、味付けして、フライパンで巻く。形はまだ不格好だけど、味はちゃんとおいしい。毎朝・毎晩の食卓に玉子焼きが並ぶようになって、それが普通になってきました。
子どもが料理できるようになると、親がどれだけラクになるか。
共働きや時短勤務で毎日ご飯を作り続けるのは、本当にしんどい。そこに子どもが一品でも担当してくれると、精神的なゆとりが全然違います。
子どもに料理を教えるとき、最初にやること
「料理を教えたいけど何から始めれば?」という方へ、うちの体験をもとにご紹介します。
ステップ①「触らせる」から始める
最初から「作らせる」のではなく、まず「一緒に台所に立つ」ことから。野菜を洗う・ちぎる・卵を割る、そのくらいでいい。「手伝ってくれてありがとう、助かった!」の一言が、次のやる気を生みます。
ステップ②「一品」を任せる
次は「これだけ担当してね」という一品を決める。うちは玉子焼き。シンプルで、失敗しにくくて、毎日食べられる。
子どもに任せる料理を選ぶポイント:
- 工程が少ない(3〜5ステップ以内)
- 失敗してもリカバリーできる(卵料理・野菜炒め など)
- 毎日・毎週作れるもの(繰り返しで上手になる)
ステップ③ 口出しを我慢する
これが一番難しい。形が崩れていても、味が少しずれていても、なるべく最後まで子ども自身にやらせる。途中で手を出したくなるのをグッとこらえる。
「おいしかったよ」の一言が、また次の日作ろうという気持ちにつながります。
100均で揃う!子どもの料理デビューグッズ
子どもが料理を始めるとき、専用グッズを揃えてあげると本人のやる気が全然違います。全部100均で揃います。
① 子ども用エプロン(ダイソー・セリア)
「自分のエプロン」があるだけで、料理モードに切り替わります。ダイソーには子どもサイズのエプロンが売っています。名前を書いて専用にしてあげましょう。
② 小さめのボウル・計量カップ(ダイソー)
子どもの手のサイズに合う小さめのボウルが扱いやすい。計量カップは「このラインまで入れてね」と教えやすく、料理の基礎も学べます。
③ 卵割り補助グッズ(セリア)
卵を割るのが怖い・殻が入る、という問題を解決するグッズがセリアにあります。最初のハードルを下げてくれる。
④ 泡立て器・シリコンヘラ(ダイソー)
玉子焼きや混ぜ物をするのに使いやすいサイズ感のものが揃っています。子どもが使いやすい軽いものを選んであげると吉。
⑤ まな板(小さめ・ダイソー)
子どもが野菜をちぎったり切ったりするための専用まな板。小さめサイズの方が扱いやすいし、「自分のまな板」という特別感も出ます。
⑥ キッチン用手袋(ダイソー)
熱いものを扱うときの安全対策に。大人用ですが子どもでも使えるサイズがあります。「安全を守りながら料理する」という習慣づけにも。
週末の「パンケーキ朝ごはん」が最高な理由
もうひとつ、うちの子どもたちが自分たちだけでやってくれることがあります。
土日の朝、親が起きる前に、子どもたちが勝手に台所に行って、パンケーキの生地を作り始めるんです。
粉・牛乳・卵を量って混ぜる。そこまで準備したら親を起こしに来る。「ホットプレートつけて!」と。
そこから家族全員でホットプレートを囲んで、はちみつやチョコレートを塗りながら食べる。
この時間が、本当に最高なんです。
何がそんなにいいかというと——
子どもが「してもらう側」じゃなくて「する側」になっている。朝ごはんの主役が子どもになっている。それだけで、家族の空気ってこんなに変わるんだなと毎回感じます。
ホットプレート×子どもで「外食費ゼロ」の幸福
ホットプレート料理は、子育て世帯に本当におすすめです。
理由は3つ。
① 子どもが参加できる テーブルの上で一緒に焼く形なので、子どもも「自分で焼いてる」感覚が持てます。これが楽しくて仕方ない。
② 外食より安い パンケーキを外で食べようとすると、ファミレスでも家族4人で2,000〜3,000円かかることも。家でやれば材料費数百円。節約しながら「特別感」が出せます。
③ 洗い物が少ない ホットプレート1枚でほぼ完結。鍋や皿をたくさん出さなくていいのがずぼら家庭には嬉しい。
ホットプレートで作れる節約メニュー
- パンケーキ(薄力粉・卵・牛乳・ベーキングパウダー。材料費200円以下)
- お好み焼き(キャベツ・卵・小麦粉。残り野菜を消費できる)
- 餃子(市販の皮+ひき肉+キャベツ。子どもと包む作業が楽しい)
- 焼きそば(麺1袋70〜80円から。野菜も入って栄養◎)
- たこ焼き(たこ焼きプレートがあれば。子どもが一番盛り上がる)
ホットプレートは1台あると本当に重宝します。すでに持っている方は週1回取り出す習慣をつけるだけで、外食費がぐっと減ります。
時短勤務で給料が減る、でも食費は下げたくない——そんなときの工夫
4月から時短勤務になる予定です。収入は減る。でもご飯は作らないといけない。
「ヨシケイのミールキットなら自分でも作れそう」とは思うけど、毎日使ったら食費がかさむ。正直なところ、そんな葛藤があります。
同じ悩みを持っている方、多いと思います。
そこで、「料理が得意じゃない親」が「なるべくお金をかけずに」ご飯を作り続けるための現実的な工夫をまとめます。
① 「週2回だけ」ミールキットを使う
毎日使わなくていい。「月・水はミールキット、あとは自炊」というルールにするだけで費用を抑えられます。ヨシケイ・コープデリ・オイシックスなどは1食あたり500〜800円前後。外食と比べれば安いし、料理スキルも少しずつ上がります。
② 「作り置き×冷凍」を週1回だけやる
週末に1〜2時間、まとめて作って冷凍しておく。平日はそれを解凍するだけ。
初心者でも簡単な作り置きメニュー:
- 鶏の照り焼き(冷凍2〜3週間OK)
- ひき肉そぼろ(ご飯にのせるだけ。冷凍2週間OK)
- ゆで卵(冷蔵で1週間。お弁当にも使える)
- きんぴらごぼう(冷蔵5日、冷凍1ヶ月OK)
③ 「卵・豆腐・もやし」を常備する
家計が苦しいときに最強の食材トップ3です。どれも安くて、栄養があって、料理が簡単。
- 卵:10個150〜200円。炒め物・汁物・焼き物・生でかけるなど用途が無限。
- 豆腐:1丁50〜80円。冷奴・みそ汁・炒め物に。
- もやし:1袋30〜40円。炒めるだけ、茹でるだけ。カサ増しにも最適。
④ 「子どもに一品担当させる」は最強の時短
これが今日いちばん伝えたいことかもしれません。
みつきが玉子焼きを担当してくれると、自分が作るのはあと1〜2品でいい。子どもに任せた分だけ、自分の負担が減る。それを「お手伝い」じゃなくて「担当」という形で定着させると、毎日続けやすくなります。
⑤ 100均の「時短キッチングッズ」を活用する
料理が苦手な人ほど、道具で時間を短縮できます。
- シリコン蓋(ダイソー):ラップ不要でレンジ加熱できる。ラップ代の節約にも。
- 卵切り器(ダイソー):ゆで卵をスライスするだけのグッズだけど、あると地味に使う。
- おかずカップ(シリコン製・ダイソー):作り置きを冷凍するときの小分けに便利。
- スライサー(ダイソー):野菜を薄切りにする時間が激減する。料理が苦手な人ほど効く。
- 味付けたれの計量スプーン(セリア):「醤油大さじ1」が一発で測れる。レシピ通りに作りやすくなる。
お手伝い・料理が子どもの「生きる力」になる理由
最後に少し真面目な話を。
子どもにお手伝いや料理をさせることって、教育的な観点でも効果があると言われています。でもそれより自分が感じているのは、もっとシンプルなことです。
「自分にできることがある」という実感
料理でも、お手伝いでも、子どもが「これは自分が担当している」という感覚を持つと、表情が変わります。誇らしそうな顔をする。「今日もやった」という達成感が積み重なっていく。
家計が苦しくても、時間が足りなくても、それはできる。お金はかからない。むしろ家計の助けになる。
土日の朝、子どもたちが勝手にパンケーキの準備を始めてくれているのを見るとき、ホットプレートを囲んで全員でわいわい食べるとき——
この時間が永遠に続けばいいのに、といつも思います。
子育てにはお金がかかる。でも、一番大切な時間はお金じゃ買えない。そのことを、子どもたちがいつも教えてくれています。
今日の記事が少しでも参考になったら嬉しいです。また更新します。
