算数の宿題で子供に手伝いを求められたけど、
自分でも解けなかった経験はありませんか?
特に掛け算と割り算が出てくると、もう手を焼いてしまいます。
でも実は、掛け算と割り算が混ざった計算式なら、順番を変えて計算してもよいんです。
具体例を見ていきましょう。
【12×4÷2を計算する2つのパターン】
1) 左から計算: 12×4=48、48÷2=24
2) 順番を変えて計算: 12÷2=6、6×4=24
どちらも答えは24になります。
掛け算と割り算の順番を入れ替えただけで、計算しやすくなりますね。
ただし、カッコや足し算、引き算が計算式の中に入っている場合は別です。
【カッコがある場合】
例) 12×(3+4)÷2
= 12×7÷2
= 84÷2
= 42
カッコ内は最初に計算する必要があります。
【足し算引き算がある場合】
例) 12×3+4÷2
= 36+2
= 38
掛け算と割り算は足し算と引き算よりも優先されます。
掛け算と割り算の順番を変えるテクニックは、
そのような規則に従った上で活用できます。
最初はクイズ感覚で子供と一緒に順番を入れ替えながら
計算する練習をするといいでしょう。
計算の仕方を変えるだけで、
子供の算数に対する視野が広がり、暗算力も身につきます。
ぜひ一度試してみてくださいね。