4月から、時短勤務を始めることにしました。
「子育てのため」という名目ではあるのですが、正直に言うと、それだけじゃなくて。心がじわじわとすり減っていくような感覚があって、自分でも「これはちょっとまずいかもしれない」と思っていた。うつ病というほどではないかもしれないけれど、このままいったらそうなりそうだな、という予感はあった。
仕事がつらくて眠れない日曜の夜に、このブログを書き始めました。
「思い立ったが吉日」ってやつです。深夜に。
ちょうど長女のハナが小学校に入学するというタイミングでもあって、「ここで一度、立ち止まってみよう」と思った。次女のサクラはこの春から年長さん。2人の子どもを育てながら、家計をなんとかやりくりしながら、毎日を送っています。
時短勤務にしたことで、手取りは数万円減ります。だからこそ、家計の見直しが必須でした。
そんなわが家が、小1の入学準備を5万円台に抑えながらやってきた話、それから毎日の暮らしの中で「これ、本当に助かった!」と思った節約アイデアを、今日はまとめて書いてみます。
「もっとお金があれば…」と思いながらも、なんとかやっている方に向けて。同じ境遇の方に「あ、これうちでもできるかも」と思ってもらえたら嬉しいです。
入学準備、実際いくらかかった?
まずはわが家のリアルな数字から。
ランドセル約38,000円、体操服・上履きで約5,000円、鉛筆や消しゴムなどの文具一式が約2,000円、給食袋や巾着類が約1,500円(手作り)、防犯ブザーや傘などのこまごましたものが約4,000円、あとドリルや教材類が約3,000円。
合計すると約53,500円。学習机は買っていません。最初はダイニングテーブルで勉強させることにして、「本当に必要だと感じてから買えばいい」という判断をしました。これは後述しますが、今のところ正解でした。
「小学校の入学準備には平均10万円かかる」という記事を見かけることもありますが、工夫次第でずっと抑えられます。高いものを買わなくても、子どもはちゃんと楽しく学校に行ってます。
ランドセルは「6年間のコスパ」で考える
ランドセルって、今や平均価格が5万円を超えていると言われますよね。高いものだと10万円を超えるものも珍しくない。
「6年間使うんだから、多少高くても…」という気持ちはよくわかります。でも、冷静に考えてみてほしいんです。
子どもの好みは毎年変わります。1年生のときに「このキャラクターが大好き!」と言っていたものが、3年生になったら「ちょっと恥ずかしい」になることも全然ある。6年間、同じランドセルをちゃんと使い続けるかどうか、正直わかりません。
それよりも大切なのは、軽さと耐久性と保証内容です。
わが家が選んだのは約38,000円のランドセル。有名ブランドではないけれど、重さが1,200g以下で、6年間保証がしっかりしているメーカーのもの。デザインと色はハナが選びました。「これがいい!」と即決してくれたので、迷いなく購入。
購入時期も節約のポイントになります。3〜4月は新作ラッシュで価格が高め。5〜6月以降に昨年モデルを狙うと同じ品質のものが割安に手に入ることが多いです。「早く準備しなきゃ」という焦りは、ランドセルに関しては少し待ったほうが得になることもあります。
学習机は買わなかった——正解でした
「小学校に入ったら学習机を買う」というのが一昔前の定番でしたが、わが家は買っていません。
理由はシンプルで、ダイニングテーブルで勉強するほうが親の目が届くからです。「宿題できてる?」「ここ、わかる?」という声かけが自然にできる。別室に机があると、子どもが何をしているかわからなくなりがちです。
それに、最初は勉強の量もそれほど多くありません。1年生のうちは宿題のプリント1〜2枚と音読くらい。専用の机がなくても十分対応できます。
もし「どうしても机が欲しい」となったときに買えばいい。焦らなくても大丈夫です。フリマアプリでも状態のいい学習机が意外とリーズナブルに見つかります。
本当に助かった!100均の入学準備グッズ
ここからが本題です。入学準備で細々したものをそろえようとすると、文房具店や雑貨店でついあれこれ買ってしまいがち。でも、100均をうまく活用すれば驚くほど節約できます。
わが家が実際に「買ってよかった!」と感じたものを紹介していきます。
名前シール・お名前ラベルは入学準備の必需品です。鉛筆1本1本から消しゴム、定規、体操服、上履き……名前をつけるものの多さに入学前は本当に驚きます。100均(セリアやダイソー)には防水タイプや洗濯に強いアイロンシールタイプの名前シールが各種揃っていて、品質も必要十分。ポイントは入学前にまとめて多めに買っておくこと。足りなくなるとちょこちょこ買いに行く手間が増えます。
**透明クリアファイル(複数枚)**も必須です。小学校から来るプリントの多さは、入学してから初めて知る衝撃のひとつ(笑)。「学校からのお知らせ」「提出が必要なもの」「保管用」と3色に色分けして冷蔵庫の横に立てておくだけで、大事なプリントの紛失がぐっと減ります。
マグネットクリップは冷蔵庫への貼り付け用に。行事予定表や給食の献立表をぱちっと挟んでおくと、子ども自身が「明日は遠足だ!」と自分で確認できるようになります。子どもが自分で管理する第一歩、意外と大事です。
小型ホワイトボードは冷蔵庫に貼れるタイプがおすすめ。「今日の持ち物」「宿題やった?」「明日の予定」などを書いておく家族の連絡ボードとして大活躍。消せるマーカーで毎日更新できるのがポイントで、紙のメモより圧倒的に便利です。わが家ではこれのおかげで忘れ物が激減しました。
折りたたみ傘ケースも地味に役立ちます。梅雨の時期は傘を持って登校する日が続きますが、濡れた傘をそのままランドセルに入れると教科書が濡れてしまう。専用の傘ケース(傘袋)を1つ持たせておくだけでその心配がなくなります。
**仕切りケース(小物整理トレー)**は算数セットの管理に使えます。数え棒、おはじき、計算カード……算数セットって細かいパーツが多くて、子どもが自分で片付けるのが難しいんですよね。100均の仕切りトレーに並べておくと「自分で出して自分でしまう」が格段にやりやすくなります。
給食袋(巾着)とランチョンマットも、100均で十分なものが揃います。「手作りしなきゃ」とプレッシャーを感じているなら、100均で揃えてしまって全然OK。子どもが「これがいい!」と選んだデザインを買う、そのほうが喜んで使ってくれます。
連絡帳カバーもあると便利。そのまま使うとすぐくたびれてしまう連絡帳を100均のカバーで保護すると長持ちします。デザインも豊富なので、子どもと一緒に選ぶのも楽しい。
防犯ブザー用の電池は予備を買っておいてください。防犯ブザーは意外と電池の消耗が早い。いざというときに電池切れ、は避けたいので、入学のタイミングで予備の電池をストックしておくのをおすすめします。
読書記録用の自由帳も、ダイソーやセリアで十分。多くの小学校では読んだ本のタイトルや感想を書く「読書記録」の宿題があります。専用のノートを買わなくても、100均の自由帳に書かせれば十分ですし、絵を描いたりシールを貼ったりと自分らしくアレンジできて、子どもが楽しんで続けてくれます。
手作りvsお店で買う——給食袋・体操服袋の正解は?
「入学準備で手作りしなきゃいけないものがある」と聞いて、プレッシャーを感じている方も多いんじゃないでしょうか。
給食袋、体操服袋、上靴袋……これらを全部手作りしようとすると、布を選んで、ミシンを出して、縫って……と相当な時間がかかります。
結論から言うと、時間があるなら手作り、なければ買う、どちらでも正解です。
手作りのメリットは、布代だけで済むので材料費は1枚あたり400〜600円程度になること、子どもが「これ、作ってくれたんだ!」と喜ぶこと。でも1枚縫うのに1〜2時間かかるので、時間のない親にとっては大きな負担です。
購入するなら300〜1,000円程度で手に入り、時間はゼロ。100均でも十分なものが揃います。子どもが好きなデザインを一緒に選べば、愛情は伝わります。
ひとつだけアドバイスするとすれば、手作りする場合はキャラクター柄の布は避けておくほうが無難です。1年生のときに大好きだったキャラクターが、2〜3年生になると「恥ずかしい」に変わることがよくあるので(体験談です)。無地や小花柄など、シンプルなものにしておくと長く使えます。
入学後にじわじわかかるお金のこと
入学準備が終わっても、小学校生活ではコンスタントにお金がかかり続けます。知っておくと慌てずに済むので、書いておきます。
給食費は毎月の固定費として家計に組み込む必要があります。学校によって差はありますが、月4,000〜5,000円程度が一般的です。教材費やPTA会費もあわせると、月6,000〜8,000円ほどの引き落としを想定しておくといいと思います。
傘とカッパも地味に消耗します。小学生は雨の日でも基本的に歩いて登校するので、傘がぼろぼろになるのは早い。安価な傘のストックを1〜2本用意しておくと安心です。
習い事については、「入学したら何か始めようかな」と考えているご家庭も多いかと思います。でも、少なくとも入学後3ヶ月間は様子を見ることをおすすめします。小学校生活に慣れるだけで、最初の時期は子どもも親もかなりエネルギーを使います。習い事は秋頃から始めても全然遅くありません。焦らなくて大丈夫です。
食費を減らす、わが家のやり方
家計の中で削りにくいのが食費ですよね。子どもには栄養のあるものを食べさせたい。でもお金はかけたくない。そのジレンマ、本当によくわかります。
わが家が実践していることをシンプルにまとめると、「週に1回だけまとめ買い→下処理して冷凍→作り置きおかずを週末に数品作る」という流れです。
まとめ買いにすることで、「何も買ってないから外食しようかな…」という疲れた夜の衝動を防げます。冷凍庫に食材があれば、ヘトヘトな日でもなんとか自炊できる。これが一番大きな効果でした。
食材のコスパを考えると、豚こま肉と鶏むね肉はほぼ毎週登場します。豚こまは炒め物・豚汁・お好み焼きの具と応用が広い。鶏むね肉はパサパサしがちですが、片栗粉をまぶして炒めるとしっとり仕上がります。から揚げにすれば子どもが喜ぶ定番おかずに。
旬の野菜を使うことも意識しています。春ならキャベツや新玉ねぎ、夏はナスやズッキーニ、秋はさつまいもやかぼちゃ。旬のものは値段が下がって栄養価も高い。献立を「旬の野菜を使い切る」ベースで考えると、自然と食費が安定します。
週末の作り置きは、ひじきの煮物・きんぴらごぼう・鶏そぼろ・かぼちゃの煮物あたりをローテーションしています。どれも簡単で、冷蔵庫で3〜4日持つ。平日の夜にご飯を炊いて作り置きを出すだけで食卓が整うのは、本当に助かります。
ふるさと納税でお米を確保しているご家庭も増えていますよね。わが家も活用しています。実質2,000円の負担で10〜20kgのお米がもらえるのは、食費節約に大きく効きます。まだ使っていないなら、ぜひ検討してみてください。
図書館、もっと使っていい
節約の話をするとき、意外と見落とされがちなのが図書館の活用です。
本だけじゃなくて、DVDやCDも借りられる図書館は多い。子ども向けの映像作品も充実しているところが増えていて、「動画サービスの代わりに」というわけにはいかないかもしれないけれど、週に1〜2回図書館に行く習慣をつけると、レジャー費・書籍費がかなり抑えられます。
それに、子どもが本を自分で選ぶ体験ってすごく大事で。「読みたい本を自分で探す」「読んだら次の本を選びに行く」というサイクルが自然にできると、読書習慣もついてくる。
読書記録の宿題がある学校では、図書館の本が読書記録のネタになって一石二鳥です。
地域のイベント情報もチェックしておくといいですよ。子ども向けの無料工作体験や読み聞かせ会は、地域の図書館や公民館で定期的に開催されていることが多い。スマホで「○○市 子どもイベント」と検索するだけで、無料・安価な休日の過ごし方の候補がたくさん出てきます。
お金の話を子どもとするタイミング
小学校に入ると、子どもはお金に興味を持ち始めます。「あれ買って!」「なんでうちは買えないの?」という会話、遅かれ早かれ来ます。
でも、これは実はいいチャンスです。
スーパーで買い物をするとき、「このお肉とこっちのお肉、どっちがお得だと思う?100gあたりの値段を比べてみよう」と一緒に考えてみると、算数の練習にもなって一石二鳥。「節約ってゲームみたいで楽しい」と子どもが感じ始めると、電気を消したり水を止めたりを自分からやってくれるようになります。
お小遣い制度を始めるのも1〜2年生からがいいと言われています。「学年×100円」という目安がよく使われていて、1年生なら月100円から。最初から「これを買うためにためる」という目標を一緒に決めると、子どもがお金の価値を体感しやすくなります。
「うちはお金がない」ということを必要以上に子どもに言い聞かせる必要はないけれど、「お金には限りがある」「大事なものを選んで使う」ということは、早いうちから伝えていいと思っています。
心に余裕をつくるために、「やらないこと」を決めた
最後に、節約とは少し違う話をさせてください。
お金の節約と同じくらい大事なのが、心と時間のやりくりだと思っています。
わが家でいちばん効いたのは、「やらないことリストを作る」ことでした。
完璧な手作り弁当にこだわらない(冷凍食品OK)。毎日お風呂掃除しない(2日に1回で十分)。子どものおやつを全部手作りしない。こういった「やらなくていいこと」を明確にするだけで、時間とエネルギーがかなり浮いてくる。
罪悪感を手放すのが最初は難しいんですけどね。でも、「これは手を抜いていいことだ」と決めてしまうと、気持ちが楽になります。
「15分だけ家事タイム」も効果的です。「1時間かけて掃除するぞ!」と気合を入れると、疲れているときは逆に腰が重くなる。「15分だけやろう」と決めてタイマーをセットすると、意外とすんなり動けます。終わったらおしまい。それでも毎日積み重なれば、家は意外とちゃんとキレイに保てます。
そして、自分の時間を少しだけでいいので確保すること。このブログを書く時間が、今の私にとってそれにあたります。楽しいことをする時間は、節約の努力を続けるためのエネルギーになる。「自分のための時間なんて贅沢」と思わないでほしい。細く短くていいので、続けることのほうが大事です。
無理しなくていい
ここまで読んでくれて、ありがとうございます。
ネットで節約情報を探していると、「これをやれば月3万円削減!」みたいな、ちょっとハードルが高い記事に出会うことがあって。「こんなにできない…」と逆に落ち込んでしまうこと、ありませんか。
だから最後に言いたいことは、ひとつだけ。
全部やらなくていいです。
100均のホワイトボードを冷蔵庫に貼っただけで、忘れ物が減った。週末に鶏そぼろを作り置きしただけで、月曜の夜が少し楽になった。ランドセルは高いものを買わなかったけど、ハナは毎日元気に通っている。
そういう「ちいさな成功体験」が積み重なると、家計も、気持ちも、少しずつ楽になっていきます。
できることから1つだけ試してみる。それで十分です。
このブログも、長く続けられるかどうかはわかりません。でも、ここに書いたことが誰かの「あ、これやってみよう」につながってくれたら、それだけで書いてよかったと思えます。
また書きます。
\まとめ:入学準備の節約ポイント一覧/
- ランドセルは「軽さ・保証・価格」で選ぶ。高くなくていい
- 学習机は様子を見てから。最初はダイニングテーブルで十分
- 名前シール・クリアファイル・ホワイトボードは100均で
- 給食袋・体操服袋は手作りでも購入でも、どちらでも正解
- 毎月の給食費・教材費(月6,000〜8,000円程度)は入学前に家計に組み込む
- 習い事は焦らず、入学後3ヶ月は様子見でOK
- 食費は週1まとめ買い+作り置きが最強の時短節約
- 図書館を地域のフリースポットとして活用する
- 「やらないこと」を決めると心が楽になる
2人の娘(小学1年生・年長)の親です。家計をやりくりしながら、なんとか毎日を送っています。共感してくれる方がいたら嬉しいです。

