こんにちは。3人家族(長女・次女・妻)のパパです。
今日は、ちょっと感動した出来事と、普段の子育てで実践している「お金をかけない工夫」をまとめて紹介します。
長くなりますが、うちみたいに「毎月カツカツ」「残業しながら子育て」という家庭の方に、少しでも共感してもらえたら嬉しいです。どれも「明日からできる」レベルの話しかしません。
- その日は振替休日だった
- うちの長女には「場面緘黙(ばめんかんもく)」があります
- 「様子を見る」をやめた日
- 「お金がない」「時間がない」のに子育てしているみなさんへ
- ① 幼稚園・保育園の「振替休日」対策——子どもと家で過ごす日をコスパよくする
- ② 子どもの「よそのおうちへ遊びに行く」準備を安く済ませる
- ③ 「場面緘黙」の子を持つ親が、お金をかけずにできること
- ④ 残業が多い親が「家族時間」を作る小さな工夫
- ⑤ 食費を削らずに家計を助ける「100均キッチングッズ」
- ⑥ 子どもの服・グッズはここで節約する
- ⑦ 「子どもが喋らない」と感じたとき、親が焦らないためのヒント
- ⑧ 「お金がない」ときの子どもの遊びアイデア10選
- おわりに——完璧じゃなくていい
その日は振替休日だった
卒園式を翌週末に控えた月曜日。幼稚園は振替休日で、年長の長女・ひなたも、年中の次女・ことももお休みでした。
そんな日に、長女ひなたが「お友達のおうちに遊びに来て!」と誘われました。
生まれて初めて、自分のお友達のおうちへ行く日。
妻と子どもたちはお昼過ぎに出発。自分は……残業でした。
あー、行きたかった。本当に行きたかった。
何して遊んだんだろう。何食べたんだろう。どんな顔してたんだろう。 帰ってからそれを聞くのが、残業中の小さな楽しみでした。
うちの長女には「場面緘黙(ばめんかんもく)」があります
少し説明させてください。
場面緘黙(選択性緘黙)とは、家では普通に話せるのに、学校や幼稚園などの特定の場所では1か月以上話せなくなる状態のことです。「わざと話さない」のではなく、話さなければいけない場面でも、どうしても声が出ない。医学的には不安症(不安障害)の一種とされていて、発達障害とは区別されています。
うちのひなたは、幼稚園の3年間、ずっとそんな感じで過ごしました。
家ではめちゃくちゃおしゃべりで、歌って踊って変な顔して笑わせてくる。なのに幼稚園では一言も声が出ない。
そのひなたを、いつも明るく誘ってくれるお友達がいました。今日お邪魔させてもらったのが、そのお友達のおうちです。
ひなたはその子に対しても、恥ずかしくて声が出せない。挨拶も返せないこともある。それでも毎日声をかけてくれて、今日みたいに家に誘ってくれる。
子どもって、本当に不思議で、素敵だなぁ。
理屈なんていらないんでしょうね。大人みたいに「なぜ挨拶しないの?」とか気にしない。ただ一緒にいたいから誘う。それだけ。そういう純粋さに、自分の心の曇りが恥ずかしくなります。
ちなみに今日のお遊びには「生活発表会の衣装を着てきてね」という約束があって、ひなたはちゃんと持って行ったのに、なぜかひなただけが着ることになったらしいです(笑)。
子ども同士の世界には、大人がいくら考えてもわからない、独特のルールと空気がありますね。
「様子を見る」をやめた日
正直に言うと、ひなたの場面緘黙について最初はあまり深刻に考えていませんでした。
「幼稚園で喋れなくても、まぁいつかは……」くらいの感じで。社会に出るまでまだ何年もあるし、と。
でも、あるとき公園で同じ幼稚園のお友達に出会って、公園では普通に話して笑っているひなたを見て、そのお友達が言ったんです。
「ひなたちゃんが喋ってる。ひなたちゃんってそんな声だったんだね。」
1年以上同じ教室にいた子に、そう言われた。
胸に刺さりました。
もしこのまま何もしなかったら、困るのはひなた本人だよなって。ようやく本気で考えて、通級指導教室(通級)に相談することにしました。年長の後半から通い始めて、小学1年生になっても継続中です。
専門家にアドバイスをもらいながら、少しずつ。それだけでいい。焦らず、でも止まらず、です。
「お金がない」「時間がない」のに子育てしているみなさんへ
ここからは、うちで実践している「節約しながら育児をラクにする工夫」を具体的にご紹介します。
30代の子育て世代って、本当に余裕がないですよね。住宅ローンや家賃、食費、教育費、保険……毎月どこかが赤字になりそうで、自分の時間もない。そんな中でも子どもに笑顔でいたい、でも体力が持たない——そのジレンマ、ものすごくよくわかります。
だから「高い知育玩具を買いましょう」とか「週末は家族でお出かけを」みたいな話はしません。
お金をかけず、今日からできることだけを書きます。
① 幼稚園・保育園の「振替休日」対策——子どもと家で過ごす日をコスパよくする
振替休日って、突然やってきますよね。仕事を休めない場合、在宅でなんとかしなければいけない日も多い。そんなときに役立つのが、**100均グッズを使った「おうち遊びセット」**の準備です。
うちで実際に使っているものをご紹介します。
ダイソー・セリアで揃える「おうち遊びセット」
1. 模造紙(大きな紙)+マスキングテープ 床に広げて、子どもに自由に絵を描かせるだけ。でも「ぜんぶ使っていいよ」という許可があるだけで、子どもは夢中になります。仕上がった紙は壁に貼って飾る。本人のテンションが爆上がりします。
2. 粘土(かんてんねんど・小麦粘土など) ダイソーには数種類の粘土があります。小麦粘土は柔らかくて小さい子にも扱いやすい。型抜きセットも100円で手に入るので、「おままごとのごはん作り」が無限に続きます。
3. 水で洗えるスタンプセット テーブルに新聞紙を敷いて、スタンプ遊びをするだけで30分以上は持ちます。片付けも水で流すだけ。
4. 泡立てネット(お風呂グッズコーナー) え?と思うかもしれませんが、子どもってこれを持って泡を立てることが大好き。お風呂の時間を自分から楽しみにするようになります。毎日のお風呂が「嫌い」から「楽しみ」に変わったうちの実例です。
② 子どもの「よそのおうちへ遊びに行く」準備を安く済ませる
今日みたいに子どもがお友達の家に行くとき、「手ぶらじゃ申し訳ないかな」と思うこと、ありますよね。でも毎回ちゃんとしたお菓子を持参していたら、地味に家計を圧迫します。
うちで実践しているのは、スーパーの特売のお菓子をまとめ買いして「おすそわけ用ストック」を作っておくこと。
業務スーパーや、スーパーの見切り品コーナーでよく見かける小袋のお菓子を10〜20袋まとめ買いしておく。ラッピング袋(これも100均)に2〜3袋入れてリボンをかけるだけで、それなりに見栄えのするプチギフトになります。
急な「お呼ばれ」にも対応できるし、何より気持ちの余裕が生まれるのが嬉しい。
③ 「場面緘黙」の子を持つ親が、お金をかけずにできること
専門家への相談は大切です。でも、通級や療育の待機期間中、あるいは費用的にすぐには動けないという方も多いと思います。
そういうときに、**家でできる・お金のかからない「声を出しやすい環境作り」**を試してみてください。
家でできる場面緘黙サポートのアイデア
1. 「アウェイ環境」を段階的に作る いきなり幼稚園で話せるようにはならないので、まず「家の外だけど安全な場所」で声を出す練習をします。近所の公園でお友達に会う機会を増やす、というのが一番ハードルが低いです。お友達と遊ぶ中で、自然に声が出る瞬間が生まれます。
うちのひなたも、幼稚園では話せないのに、公園では友達と一緒にキャーキャー言いながら遊んでいる。その姿を見て、お友達が驚いていたのが、例の「ひなたちゃんが喋ってる」のエピソードです。
2. 「声を出すゲーム」を家でやっておく ボードゲームやカードゲームは、「声を出す練習」になります。特に、「大きい声で言った方が勝ち」みたいな要素のあるゲームは、声を出すことへの抵抗感を和らげてくれます。ダイソーやセリアには数百円のカードゲームもあるので、ぜひ。
3. 「話さなくていい」を受け入れる これが一番難しくて、一番大切なことかもしれません。「なんで話せないの」「ちゃんとご挨拶して」と言いたくなる気持ち、めちゃくちゃわかります。でも、それが逆効果になりやすい。話せない本人が一番つらいので、まず「話せなくてもいいよ、ここにいるだけでいいよ」という安全基地を作ることが先決です。
④ 残業が多い親が「家族時間」を作る小さな工夫
今日みたいに、子どもの大事な日に残業で立ち会えないこと、うちでは結構あります。
でも「残業が多いから仕方ない」で終わらせると、子どもとの関係がどんどん希薄になっていく気がして怖い。
そこでうちがやっているのが、「翌朝のご飯タイム」を子どもとの共有時間にすること。
朝、ご飯を食べながら「昨日どうだった?」と聞く時間を5〜10分作る。前日に会えなかった分の話をこの時間に聞く。帰りが遅くても「明日の朝に聞く」と思うだけで、少し気持ちが楽になります。
子どもにとっても「パパ(ママ)はちゃんと聞いてくれる」という安心感につながります。
⑤ 食費を削らずに家計を助ける「100均キッチングッズ」
節約といえば食費。でも食費を削りすぎると栄養が偏るし、料理のモチベーションも下がる。そこで活躍するのが、調理をラクにして食材のムダをなくす100均グッズです。
うちで重宝している100均キッチングッズ
1. シリコン製の蓋(フタ) 鍋や容器にかぶせてレンジ対応。ラップの消費を大幅に減らせます。これが意外と家計の節約になる。
2. 野菜の保存袋(鮮度保持袋) 100均でも売っている、野菜専用の保存袋。キャベツやほうれん草が長持ちして、食材のムダが減ります。
3. おかずカップ(シリコン製) お弁当用としておなじみですが、冷凍おかずの小分けにも使えます。週末に多めに作って冷凍しておくと、平日の朝が一気にラクになります。
4. 計量スプーン(調味料一体型) 醤油・みりん・酒を同量使う料理が多いので、計量スプーン一本で3種類測れるタイプが本当に便利。時短になるし、調味料の使いすぎも防げます。
5. レジ袋スタンド 使い終わったレジ袋をストックして、ゴミ袋として使い切る。小さいことですが、毎月のゴミ袋代が0円になります。
⑥ 子どもの服・グッズはここで節約する
子どもの服は成長が早いので、高いものを買うのは正直もったいない。うちで実践しているのは以下の順番で揃えること。
1. フリマアプリ(メルカリ・ラクマ) 状態のいい子ども服が、定価の5〜20%で手に入ることが多い。特に「まだほとんど着ていない」「プレゼントでもらったけどサイズが合わなかった」というものが狙い目。
2. 地域の子育て支援センターや「おさがり交換会」 無料または格安でもらえることも。SNSで地域名+「おさがり」「子ども服 交換」などと検索すると見つかりやすいです。
3. セール品を先買い 今の季節の服より、来年のためにワンサイズ上を今買っておく。ユニクロやしまむら、西松屋のセール時期に先買いするだけで、かなり抑えられます。
4. 最後は100均 靴下・下着・ヘアゴムなどの消耗品は100均で十分。品質も昔より上がっています。
⑦ 「子どもが喋らない」と感じたとき、親が焦らないためのヒント
ひなたの場面緘黙を通して学んだことを、少し書かせてください。
場面緘黙に限らず、「うちの子、なんで他の子みたいにできないんだろう」と感じる場面って、子育てしていると必ずあります。
そのとき、自分がいちばんやらかしたなと思うのは、**「何かと比べてしまうこと」**でした。
他の子と比べる。「普通」と比べる。自分の子ども時代と比べる。
でも、比べれば比べるほど、子どもに「あなたはおかしい」というメッセージを無意識に送ってしまう。
子どもはそれを敏感に受け取ります。
「この子はこの子のペースがある」と思うだけで、親の関わり方が変わります。
それだけで子どもの表情が変わることもある。少なくとも、うちではそうでした。
ひなたは今も幼稚園では話せないけれど、家ではものすごく元気に笑っている。その笑顔を守ることの方が、今の自分には大事なことだと思っています。
⑧ 「お金がない」ときの子どもの遊びアイデア10選
最後に、まとめて。お金をかけずに子どもが喜ぶ遊びのアイデアです。
- 段ボールハウス作り——大きなダンボール箱(家電量販店でもらえることも)を家に持ち帰り、子どもに自由に絵を描いてもらう。窓や扉を切り抜くだけで本格的になります。
- 水風船・水鉄砲遊び(夏)——100均で揃う。外で思いっきり水をかけ合うだけで子どもは大満足。
- 新聞紙遊び——ビリビリ破る、丸める、投げる、剣を作る。新聞紙1枚でびっくりするほど遊べます。
- 影絵遊び——夜、懐中電灯(または스마트폰のライト)と白い壁があればできます。手で動物の形を作って見せるだけで大盛り上がり。
- お料理のお手伝い——子ども用の調理グッズは100均でも売っています。野菜をちぎる・ほぐすだけでも「お手伝いした!」という満足感が大きい。
- 石拾い・どんぐり拾い(公園)——拾ってきた石に絵を描くのも楽しい。100均の絵の具でできます。
- ごっこ遊びの衣装作り——要らなくなった布やタオル、ふろしきを使って衣装ごっこ。子どもの想像力はすごいので、「これが魔法使いのマントだよ」と言えばそれで成立します。
- 音遊び・自作楽器——ペットボトルに小豆や砂を入れてマラカスに。空き缶を並べてドラムに。家にあるものでできます。
- お散歩スタンプラリー——紙に「電柱を5本見つけたらスタンプ」「ネコを1匹見つけたら花丸」などミッションを書いて、お散歩を冒険に変える。
- 読み聞かせ(図書館の本)——図書館は無料で何十冊でも借りられます。週1回まとめて借りてきて、毎晩読み聞かせをするだけで、教育費ゼロの最強コンテンツになります。
おわりに——完璧じゃなくていい
今日、ひなたはお友達のおうちで楽しく遊んで帰ってきました。 幼稚園では声が出ないひなたが、それでも誘ってもらえて、一緒に笑えた日。
自分はそれを翌朝のご飯のときに聞かせてもらいました。
「衣装、ひなただけが着てたんだよー(笑)」
なんじゃそりゃ、と思いながら、それで十分でした。
子育てって、完璧にやろうとすると絶対に無理です。 お金も時間も、あればあるほどいい。でも、ないならないなりに工夫できることはある。
うちみたいに「毎月ギリギリ」「残業ばかり」という家庭でも、子どもはちゃんと育っていく。 子どもはそんなに脆くないし、親はそんなに何でもやらなくていい。
今日もなんとか1日終えたみなさん、本当にお疲れさまです。
この記事が少しでも参考になったら嬉しいです。また更新します。
