エレベーターで誤ってボタンを押してしまった場合でも、
適切な対処法を知っていれば慌てずに済みます。
エレベーターを利用する際の基本知識として、ボタンのキャンセル方法を確認しましょう。
この記事では、エレベーターでボタンを誤操作した際の対処法をまとめています。
また、非常ボタンを誤って押した場合の対処法も併せて紹介します。
行き先ボタンを誤って押した際の対処法
エレベーターの階数ボタンを誤って押した場合の対処法をまとめました。
リセット(キャンセル)する方法を紹介しているので、ぜひ確認してください。
多くのメーカーでキャンセル可能です。
- 三菱電機:キャンセルしたい階数のボタンを2回連続で押す
- 東芝:キャンセルしたい階数のボタンを2回連続で押す
- 日立製作所:キャンセルしたい階数のボタンを2回連続で押す(一部長押しの場合あり)
- 日本オーチス:ドアが開いている状態でキャンセルしたい階数のボタンを2回連続で押す
- フジテック:キャンセルしたい階数のボタンを5回連続で押す
- Panasonic(松下):キャンセルしたい階数のボタンを2回連続で押す
メーカーや年代、型式によってキャンセルの手順が異なります。
判別できない場合は、まず2回押しや長押しを試してみましょう。
それでもキャンセルできない場合は、諦めて正しいボタンを押してください。
一部のエレベーターにはキャンセル機能が搭載されていない場合もあるので注意が必要です。
エレベーターの非常ボタンの誤操作時の対処法
非常ボタンを誤って押してしまった場合、
適切な対処法を知らないと問題が生じる可能性があります。
以下に、3つのケースに分けて正しい対処法をご紹介します。
メンテナンス会社に接続された場合
もし非常ボタンがメンテナンス会社に接続されてしまった場合は、
誤操作である旨を伝えることが適切です。
放置すると、緊急事態と勘違いされる可能性が高まります。
問題が深刻化する前に、誠実に状況を説明し謝罪しましょう。
建物内の管理室に接続された場合
建物内の管理室に接続された場合は、同様に誤操作であることを伝えて謝罪します。
ただし、深夜などに管理室が無人の場合、反応がないこともあります。
その際は少し待ってみても反応がなければ、それ以上気にせず進みましょう。
ベルが鳴る場合
エレベーターの共用部でベルが鳴る非常ボタンは、緊急事態を知らせるものです。
非常ボタンを誤って押してしまった場合でも、しばらくするとベルの音は自動的に止まります。
ベルに反応して集まってきた人がいる場合は、誤った操作であることを伝えて謝罪しましょう。
もしベルが大音量で鳴り続けたり止まらない場合は、
エレベーター内部や近くに表示されている連絡先に電話して、
ヘルプを求めることがおすすめです。
まとめ:
エレベーターでのボタンの押し間違いに備え、
対処法を知っておくことで冷静な対応が可能です。
多くのメーカーがキャンセル機能を提供しているため、
具体的な方法を確認しておきましょう。
メーカーによって手順は異なりますが、
一般的には2回連続での押下や長押しといったケースがよく見られます。
非常ボタンを誤って押した場合にも正しい対処法を紹介していますので、
これらを覚えておくと安心です。