スマートフォンを使用し続けると、多くの人がバッテリーの寿命が短くなると感じるでしょう。
スマートフォンのバッテリー寿命を延ばすためには、充電時の注意が必要です。
以下では、スマホ充電で避けるべきポイントを紹介し、
それに加えてバッテリー寿命を伸ばすポイントも説明します。
スマホ充電で避けるべきポイント
スマホ充電中の操作や充電完了後の放置は、バッテリーの劣化を促進します。
以下では、スマホ充電で避けるべきポイントをピックアップしていますので、確認してください。
スマホ充電前の注意事項 【充電0％のまま放置しない】
スマホの充電が完全にない状態を「過放電」と呼びます。
過放電はバッテリーに負担をかけ、寿命を縮める可能性が高まります。
外出が長時間続き、バッテリーが少なくなることが予想される場合は、
モバイルバッテリーを持参することがおすすめです。
バッテリーが減少してきたら、放置せずに充電しましょう。
【汚れた充電コネクタを差し込まない】
充電コネクタの接続部分が汚れていると、
スマホが適切に充電できなくなることがあります。
使用する前に充電コネクタが清潔かどうかを確認し、
汚れが付いていれば掃除しましょう。
スマホ本体の充電口が汚れている場合は、
布で拭いたり、つまようじで優しく汚れを取るなどの方法が効果的です。
スマホ充電中の注意事項 【充電中はスマホを操作しない】
充電中にスマホを操作すると、バッテリーが過熱しやすくなります。
充電中には電力によって熱が発生しやすいですが、
スマホを使用すると内部がさらに熱を帯び、
バッテリーに余計な負担がかかります。
充電しながらゲームや通話を行わないように気を付けましょう。
【充電100％のまま放置しない】
スマホを0％の状態で放置するのは避けるべきですが、
逆に充電100％のまま置いておくのも避けましょう。
スマホが100％の状態が長時間続くことを「過充電」と呼び、バッテリーに負担をかけます。
ただし、新しいiOSには「バッテリー充電の最適化」という機能が追加され、
過充電を防ぎやすくなりました。
【暑さや寒さに注意する】
バッテリーは熱や冷えに弱いです。
そのため、暑い場所や寒い場所に放置するのは避けましょう。
車内に放置する、夏の日差しの下に放置する、冬の屋外に置くなどの行為は、
バッテリーの寿命を縮める原因となります。
スマホの誤った充電による悪影響
スマホを適切でない方法で充電すると、どのようなリスクが生じる可能性があるでしょうか。
過充電や充電中にスマホを使用するときの悪影響について紹介し、
これらの危険を避けるためのポイントをしっかり押さえましょう。
過充電による悪影響
スマホの過充電はバッテリーに負荷をかけ、その結果としてバッテリーの寿命が短くなります。
さらに、極端な場合はバッテリーが膨らんで発火したり破裂したりする可能性も考えられます。
スマホのリチウムイオン電池は、劣化すると内部にガスが蓄積され膨張することがあるためです。
充電中にスマホを操作する悪影響
充電しながらスマホを操作すると、本体が過熱しやすくなります。
この過熱により、バッテリーだけでなく内部の基板や部品にも負荷がかかります。
その結果、スマホのフリーズや処理速度の低下などが起こりやすくなります。
スマホの充電を長持ちさせるコツ
スマホの充電を長持ちさせるためには、
バッテリーの消費を抑えるための設定を見直すことがおすすめです。
充電が不足してきた際やバッテリーが不安定なときは、以下のポイントを試してみましょう。
バッテリーを長持ちさせる方法 【ディスプレイの明るさを下げる】
スマホのディスプレイが明るいと、バッテリーの消費が高まります。
設定画面からディスプレイの明るさを下げることで、
充電の持ちを向上させることができます。
なお、スマホには画面の明るさを自動で調整する機能もありますが、
使用には慎重が必要です。
オンにしていると、明るい場所で画面が予期せず明るくなり、
バッテリーの消費が増加しやすくなります。
【不要なアプリを起動しない】
見えない場所でバックグラウンドで動いているアプリがあるかもしれません。
不要なアプリが動いていると、充電が素早く減少する可能性があるため、
必要のないアプリは起動させないようにしましょう。
設定画面からバッテリーの設定に進むと、
各アプリがどれだけバッテリーを使用しているかを確認できます。
これを参考にして、各アプリの設定を見直しましょう。
【不要な通信は切る】
アプリ同様、不要な通信もオフにすると良いでしょう。
BluetoothやGPS、アプリの自動同期設定などがオンになっていると、
意図せず通信が発生し、充電が素早く消費される可能性があります。
バッテリーが少なくなった際などには、これらの通信を切っておくことを検討しましょう。
まとめ
スマートフォンのリチウムイオン電池は小型で軽量であり、
その点で優れていますが、充電方法によっては寿命が短くなる可能性があります。
バッテリーが劣化すると、
短期間で新しいスマートフォンを購入する必要が生じる可能性があるため、注意が必要です。
紹介した充電のポイントを確認して、スマートフォンのバッテリー寿命を延ばしましょう。
