どうも、「アレクサ体操」という名前にだけはできないと思っている私です。
最近、朝の出勤前に子どもたちとラジオ体操を始めました。
きっかけは単純で、自分の運動不足の解消と、子どもたちの基礎体力向上に少しでも貢献できればという考えから。「アレクサ、ラジオ体操!」と言うだけで始められるんだから、いい時代になったものです。
「ラジオ?何それ?」状態の子どもたちに、ラジカセもラジオ放送も関係ない。ただ朝に体を動かすだけ。でも名前だけは「ラジオ体操」であることにこだわっています。「アレクサ体操」には絶対にならない。これだけは譲れない。
というわけで今日は、子どもとの朝の運動習慣と、お金をかけない子どもの体力づくりについて書きます。
朝のラジオ体操、うちはこんな感じ
毎朝、出勤前に子どもたちと一緒にラジオ体操をしています。ごくたまに夫も参加する。
「アレクサ、ラジオ体操!」と呼びかけるだけで始まるので、準備ゼロ。CDもDVDも要らない。スマートスピーカーを持っていない場合はYouTubeで「ラジオ体操 第一」と検索しても同じことができる。完全無料。
所要時間は約3分。朝のバタバタの中でも3分なら続けられる。
姉妹で全然違う、体の動かし方
長女・さくら(仮名・小学1年生)と次女・はな(仮名・年長)、同じ親から生まれて同じ環境で育っているのに、体を動かすことへの得意不得意がはっきり違う。
はなは体を動かすことが得意で、ラジオ体操も割と上手にできている。集中力もギリギリ最後まで持つようになってきた。
さくらはすぐにふらふらしたり、くにゃくにゃしたりしてしまう。体操というより謎のダンスになっていることが多い。
でもそれはそれでいい。続けていればそのうちできるようになるだろうし、今は「毎朝体を動かす習慣がある」という事実の方が大事だと思っている。
得意不得意は人それぞれ。姉妹を比べても仕方ない。むしろくにゃくにゃしてるさくらを見ながら笑えるのが、朝のちょっとした楽しみになっています。
ちなみに私が子どもだったころ、ラジオ体操で怒鳴り散らす先生がいたらしい(夫談)。ふにゃふにゃしてたら怒鳴られる時代。今じゃ考えられないし、絶対ダメだけど、なんかその話を聞いて「くにゃくにゃしてるさくら、あの時代じゃ大変だったな」とちょっと思った。
子どもの「運動不足」、どれくらい深刻?
幼稚園・小学校では体を動かす機会があるとはいえ、最近の子どもの運動不足は長年問題になっています。
外で遊ぶ時間が減った・公園の遊具が撤去されている・習い事で忙しくて自由に動く時間がない——そんな環境的な要因も重なって、基礎体力が低下している子どもが増えているという話をよく聞く。
「うちの子、運動不足かも」と感じているママ、多いと思います。でも習い事でスポーツを始めようとすると月謝がかかるし、送迎の時間も必要。余裕がない家庭には簡単じゃない。
だからこそ「毎朝3分のラジオ体操」はコスパが良すぎる。お金ゼロ・時間3分・どこでもできる・子どもと一緒にできる。これ以上コスパのいい運動習慣はないかもしれない。
ラジオ体操以外にも! お金をかけない子どもの運動習慣アイデア
ラジオ体操だけが全てじゃないので、うちで実践していること・試してみたいことをまとめます。
完全無料でできる運動
① 縄跳び 1本あれば何年でも使える。最初は前跳びだけでも十分。縄跳びは有酸素運動になるし、リズム感・体幹も鍛えられる。100均でも売っているので初期投資が少ない。
② 公園でひたすら走る 「鬼ごっこしよう」と誘うだけ。親が一緒に走ると子どもは大喜びするし、親も運動になる。一石二鳥。
③ 階段の上り下り マンション住まいの家庭なら、エレベーターをやめて階段を使うだけでも子どもの体力づくりになる。「走って上ろう!」と競争にすると楽しめる。
④ ダンス・リズム遊び YouTubeで「子ども ダンス 簡単」と検索すると、無料でたくさんの動画が出てくる。親子で一緒にやると子どもは大喜び。踊るだけで全身運動になる。
⑤ お手伝いで体を使う 荷物を運ぶ・掃除機をかける・洗濯物を干す、こういった家事のお手伝いも体を動かすことにつながる。「運動させなきゃ」と意識しなくても、日常の中に組み込める。
低コストでできる運動
⑥ フラフープ(ダイソー・セリア) 100均にも子ども用フラフープが売っている。腰だけじゃなく、手首・腕でも回して遊べる。全身のバランス感覚を養える。
⑦ バランスボード(ダイソー) ダイソーにバランスボードやバランスディスクが売っている(110〜330円程度)。乗るだけで体幹が鍛えられる。テレビを見ながらでもできる「ながら体幹トレーニング」に使える。
⑧ ボール(100均) ダイソーにはゴムボール・ビーチボールなど種類がある。「ボールを投げ合う」「的に当てる」だけでも腕・肩・全身の運動になる。
「毎朝3分」を続けるための仕組み作り
ラジオ体操に限らず、「毎朝の習慣」を続けるのは最初が一番しんどい。
うちが意識していることをまとめます。
① 「しかけ」を前日夜に用意する
朝起きてから「さあラジオ体操するぞ」と動こうとしても、バタバタしてたら結局やらなかった、になりがち。
「朝ごはんを食べたら、その後すぐに体操する」という流れを固定化するだけで、判断が不要になる。
② スマートスピーカーかスマホを「すぐ使える状態」にしておく
「アレクサ、ラジオ体操!」と言うだけで始まる環境を整えておく。スマートスピーカーがない場合は、スマホのYouTubeで「ラジオ体操 第一」をブックマークしておく。「探す手間」がなくなるだけで続けやすさが全然違う。
③ 子どもに「やる?」と聞かない
「今日もラジオ体操やる?」と聞くと「やらない」と返ってくる可能性がある。聞かずに「はい、体操の時間!」と始めてしまう。子どもはノリで乗ってくることが多い。
④ 完璧にやらなくていいルールにする
くにゃくにゃしてても、途中でやめても、とりあえず始めさえすれば「やった」カウントにする。完璧主義にしない。「なんとなく体を動かした」でOK。このゆるさがないと続かない。
⑤ 親が楽しそうにやる
子どもは親の様子をよく見ている。親が義務感全開でやっていると子どもも乗ってこない。多少大げさに腕を伸ばしてみたり、「気持ちいい〜!」と言ってみたりすると、子どもがつられて楽しそうにやり始める。
100均で揃う! 子どもの運動習慣サポートグッズ
運動習慣をちょっとだけ楽しくする100均グッズをまとめます。
① 縄跳び(ダイソー) 子ども用・大人用ともにある。まず試してみるならダイソーの100円縄跳びで十分。「続きそうだったらいいものを買う」というステップを踏める。
② フラフープ(ダイソー・セリア) 折りたたみできるタイプもあって収納が楽。子どもが「自分専用のフラフープ」を持つと、自分からやろうとする確率が上がる。
③ バランスディスク(ダイソー) 座ったままでも乗れるので、テレビを見ながら・ごはんを食べながらでも体幹を使える。気づいたら毎日使うようになる系グッズ。
④ ストップウォッチ(ダイソー) 「何秒でできるか」という計測を入れるだけで、子どもが俄然やる気になる。縄跳び・ダッシュ・逆上がりの練習など、なんでもタイム計測ゲームに変えられる。
⑤ リズムボール・鈴入りボール(ダイソー) 音が鳴るボール系おもちゃ。転がしたり投げたりするだけで子どもは動き回る。室内でも使いやすいサイズのものがある。
⑥ ヨガマット(ダイソー・330円) 親がストレッチするついでに子どもも一緒に伸ばす。「一緒に準備体操しよう」という流れでラジオ体操前後に使える。ダイソーのヨガマットは薄めだけど、自宅でのちょっとした運動には十分。
⑦ マーカーコーン(ダイソー) 庭や公園で「このコーンの間を走れ!」「コーンを触ってきたら戻れ!」というだけでラダートレーニング的な運動になる。ゲーム感覚で体を動かせる。
「アレクサ体操」じゃなくて「ラジオ体操」にこだわる理由
「アレクサ、ラジオ体操!」で始まるのに、なんで「ラジオ体操」って呼ぶの? と子どもに聞かれたとき、うまく説明できる自信がない。
でも、ラジオ体操には何十年も変わらない「型」がある。その型を体で覚えることに意味があると思っている。
昔ながらの動きが、現代の運動科学から見ても理にかなっているという話もある。全身をくまなく動かせる3分間として、よくできているんだと思う。
スマートスピーカーで流しても、ラジカセで流しても、ラジオで聴いても、体操の内容は変わらない。どんな時代でも「ラジオ体操」はラジオ体操。
「ラジオって何?」という子どもたちの疑問に答えながら、少しだけ昔話をする機会にもなっています。
朝の運動がもたらした思わぬ効果
ラジオ体操を始めてからの変化として、自分が感じていることを正直に書きます。
① 朝の気持ちの切り替えが早くなった 「仕事行きたくない」の気持ちは変わらないけど、体を動かした後は「よし、行くか」への切り替えが少しだけ早くなった気がする。体を動かすことで脳が起きる感覚がある。
② 子どもとの「一緒にやった」時間が積み重なる 3分だけど、毎日一緒に体を動かした時間は積み重なる。「今日もやったね」という小さな達成感が、子どもとの関係の中の小さな糸になっている気がする。
③ 子どもが「体を動かすことへの抵抗感」が減った くにゃくにゃしていたさくるも、最近は少しずつ形になってきた。「毎日やるもの」として体が覚え始めてるのかもしれない。
④ ダイエット効果は……正直よくわからない 毎朝3分のラジオ体操でどのくらい変わるかは個人差があると思う。劇的には変わっていないけど、「運動ゼロ」よりは絶対にいい。これ以上は言わない。
「運動神経が良い子」より「動くことが好きな子」を目指す
子どもの習い事でスポーツを考えたとき、「運動神経が良くなってほしい」「将来スポーツで活躍してほしい」という気持ちが出てくることがある。
でも個人的には「動くことが好きな子」の方が長期的には大事だと思っている。
運動神経は多少、生まれ持ったものもある。でも「体を動かすことが楽しい」という感覚は、習慣と環境で育てられる。
毎朝3分のラジオ体操は、「運動は義務」じゃなくて「朝に体を動かすのが当たり前」という感覚を育てることが目標。うまくできなくてもいい。くにゃくにゃしていてもいい。続けることが全て。
まとめ——「アレクサ、ラジオ体操!」から始まる朝
お金ゼロ。準備ゼロ。時間3分。
でも毎朝続けることで、子どもの体力と習慣が少しずつ積み上がっていく。
「ラジオって何?」と聞いてくる子どもに昔話をしながら、くにゃくにゃしているさくらを見て笑いながら、毎朝の3分を積み重ねています。
しょうもない大人がラジオ体操を続けられているのは、子どもが横でやってくれているから。子どもに習慣を作らせようとしたら、逆に自分が続けられるようになっていた、という話でした。
また更新します。読んでくれてありがとう。
