結論:容器の素材に注意して、あと使い方さえ間違わなければ大丈夫
タッパーやジップロックに入れた食品をレンジで熱するときに
容器が溶けてしまわないか心配になりますが、
正しい使い方をすれば大丈夫 ってのをこの記事で説明します。
タッパーやジップロックが電子レンジで溶ける原因
容器の耐熱温度が低い
タッパーの場合は蓋や容器の底に、
ジップロックの場合は箱に、それぞれ耐熱温度が書いてありませんか?
140℃以上だったら、電子レンジで問題なく使えると思って大丈夫です。
それより低かったら、熱で容器が溶けてしまうリスクが高まります。
↓140℃って何?というのを電子レンジの仕組みと絡めてちょっと説明しますね。
興味がない人は読み飛ばしてOKです。
電子レンジで食べ物が温まる仕組みと容器の耐熱温度
マイクロ波を食品に当てて食品内の水分を振動させ
その運動熱で食べ物が内側から温まる、という仕組みです。
食品中の水分が温まる、沸騰する ってことで、その温度は100℃。
油なんかも含まれてて、それ以上になるとしても120~130℃くらいです。
なのでタッパーの耐熱温度表示は140℃ってのが多いです。
一方、オーブンやグリルはヒーターで庫内を温めて外から食品を温めます。
これらは調理前に温度設定しますよね、180℃とか200℃とか。
グリルだったら片面焼き300℃~両面焼き450℃、トースターは200℃くらい。
多くのタッパー・ジップロックの耐熱温度を超えてしまうので、これらでは使えませんね。
使い方が悪い
耐熱温度が140℃よりも高くても、使い方によっては
容器が溶けちゃうことがあります。
良くない使い方(だけどやりがち)なのは以下の3つです。
加熱しすぎ(設定時間長すぎ)
調理時間を長く設定しすぎちゃうと、温度が上がりすぎて
容器が溶ける原因になりえます。
油文が多い料理を加熱する
油は温度が上がりやすいので、耐熱温度よりも食べ物の温度が高くなった結果、
容器が溶けてしまうことがあります。
蓋をピッタリ閉じている
隙間なく蓋を閉じていると容器の中の温度が高くなります。
あと、水分が熱で膨張し爆発しちゃうこともあるので
蓋はゆるめにしとくのが良いです。
ジップロックの場合も、口を少し開けるなどして空気の通り道を確保しましょう。
タッパーの素材と耐熱温度
一般的なものだと
ポリスチレン:70~90℃
ポリプロピレン:110~140℃
が多いです。
つまり、ポリプロピレンの容器を使えば良さそう、ってことですね。
要注意なのが、蓋の素材が容器本体の素材と異なる って場合。
本体はポリプロピレンなのに、蓋はポリスチレン、とかって。
そういう場合は蓋をとって加熱する必要があります。
ジップロックの耐熱温度
ジップロック(袋タイプ)の耐熱温度は100℃です。
電子レンジでは、解凍(口を開ける)はできますが、加熱はやめといた方がいいでしょう。
コンテナータイプ(タッパータイプ)のジップロックの耐熱温度は140℃です。
こちらは加熱まで使えます。
[itemlink post_id=”157″]
[itemlink post_id=”180″]
絶対に電子レンジで失敗しない方法とは
耐熱温度の幅が広い容器を使用することです。
『スタッシャー』をオススメしています。
耐熱温度は-18~250℃で当然バッチリ ということに加え
見た目がオシャレ、さらに100%天然素材から作られているので赤ちゃん用から安心して使えます。
[itemlink post_id=”155″]
一度買ってしまえば上記のような対策にイチイチ気を遣わなくて良くなるし
ずっと使えるものだからコスパだって良くなる。
てか一度買ってしまえば値段なんて覚えてない。
本来、容器ごときに頻繁にストレスを感じる必要なんてないですよね。
まとめ
電子レンジで使うときは、
容器の耐熱温度に注意して
空気の通り道を作り
加熱しすぎに注意する ことが重要です。
ですが、たった1回それを怠っただけで割れたり破れたりしちゃうこともあります。
食べ物に混じる危険があったり、買い替えるのに余計なお金がかかったりする前に
ちゃんと対応しているものを一番初めに準備しとこう ってのをオススメします。
[itemlink post_id=”155″]