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虎杖(イタドリ)の食べ方は?下ごしらえを解説!しっかりとアクを抜きましょう!

日本には様々な山菜がありますが、中には特定の地域でしか食べられないものもあります。

その中でも、虎杖(イタドリ)はその1つです。

ここでは、イタドリの特徴や食べ方についてご紹介します。

イタドリを食べる際の参考にしてください。

イタドリの下ごしらえと基本の食べ方

イタドリの基本的な知識と、美味しく食べるための下ごしらえ方法を紹介します。

イタドリとは?

イタドリ(虎杖)は、わらびやゼンマイなどと比べるとあまり知られていない山菜ですが、

日本全国の山や野原に自生しています。

しかし、イタドリを食べる地域は限られており、

そのためにマイナーな存在となっています。

イタドリはアクが強いため、下ごしらえが必要ですが、

地域によってアク抜きの方法が受け継がれています。

イタドリは1年を通して自生していますが、

新芽の季節である4~5月が最も美味しい時期です。

虎杖(イタドリ)の下ごしらえ方法

イタドリを食べるには、1日以上の下ごしらえが必要です。

まず、イタドリの皮をピーラーでむき、適当な大きさに切ります。

次に、熱湯で茹でてから冷水で冷やし、水につけて1日置きます。

アク抜きを十分にしたい場合は、1日以上水につけておくと良いでしょう。

イタドリの食べ方

下ごしらえが終わったイタドリは、煮物や炒め物など、様々な料理に利用できます。

また、穂先の部分は天ぷらにすると香りが良く、軽い食感も楽しめます。

高知や北海道のイタドリの食べ方

日本全国で自生しているイタドリですが、

食用としてポピュラーなのは高知や北海道など限られた地域です。

ここでは、実際にどのような料理でイタドリが食べられているかを紹介します。

定番!イタドリの油炒め

高知県の郷土料理にもなっているイタドリの油炒めは、

イタドリを炒めて味付けした料理です。

シンプルですが、イタドリの風味をしっかりと楽しめる一品です。

下ごしらえしたイタドリを4cm程度に切り、

熱したフライパンに入れて炒めます。

下ごしらえの段階で茹でているため、軽く炒めるだけで十分です。

最後に砂糖と醤油、かつお節を加えて味付けし、仕上げにごまを振れば完成です。

竹輪を加えるのもおすすめ

イタドリだけでも美味しいですが、

豚肉や竹輪を加えるとさらに食べ応えがあります。

おかずとしてだけでなく、つまみにもぴったりです。

竹輪は5mm程度の幅に薄く切り、同じように調理します。

味付けはイタドリの油炒めと変わりませんが、

七味を加えるとピリ辛さがアクセントになって美味しいです。

生のイタドリの食べ方

イタドリはアクが強い山菜ですが、生でも食べることができます。

ただし、生で食べる際にはいくつかの注意が必要です。

ここでは、イタドリを生で食べるときのポイントと食べ方について紹介します。

アク抜きをせずに食べられる?

イタドリはアクが強いため、そのままだとえぐみと酸味が強烈です。

一般的に、山菜特有のえぐみや酸味は敬遠されることがありますが、

実はまったく食べられないわけではありません。

特に新芽の季節のイタドリは柔らかく、アクが強いものの生でも食べやすいです。

和え物や酢の物にしてシャキシャキとした食感を楽しむことができます。

生で食べるときの注意点

アク抜きをせずにイタドリを生で食べる場合は、摂取量に気を付ける必要があります。

生のイタドリにはシュウ酸と呼ばれる成分が含まれています。

シュウ酸を過剰に摂取すると結石の原因になる可能性があるため、

生での摂取量には注意が必要です。

したがって、生で食べる場合は少量に留め、

心配ならアク抜きを行ってから食べることをお勧めします。

イタドリの塩漬けの食べ方

春先に収穫されるイタドリは、塩漬けにすることで長期保存が可能で、

保存食としても重宝されています。

市販のイタドリも多くが塩漬けにされています。

ここでは、イタドリの塩漬けを食べる際の手順を紹介します。

イタドリの塩漬けはそのままでは食べられない

塩漬けされたイタドリは、そのままでは塩辛くて食べることができません。

そのため、必ず塩抜きという手順が必要です。

ボウルに水を張り、塩漬けされたイタドリをそのまま入れます。

もし大きなイタドリであれば、適切な長さに切りましょう。

塩抜きには時間がかかりますので、短くとも半日は水に浸けておくと良いでしょう。

同じ水では塩分が抜けにくいため、2~3回水を取り替えると良いでしょう。

塩抜きしたイタドリの食べ方

イタドリの塩漬けは既にアク抜きがされているため、

塩抜きが終わればそのまま調理して良いです。

煮物や酢の物、炒め物などにして食べることができます。

塩抜きしていても少量の塩分が残っているため、

味付けをする際はしょっぱくならないよう注意して調整しましょう。

まとめ

イタドリは日本全国に広く自生している山菜で、

特に新芽の季節である4~5月がおすすめの食べごろです。

アクが強いため、食用とされる地域は限られていますが、

高知の一部では郷土料理に使われています。

初めてイタドリを試す場合は、

砂糖と醤油、かつお節で味付けされたイタドリの油炒めがおすすめです。

イタドリを生で食べる場合は注意が必要で、

シュウ酸の摂取量に留意しましょう。

また、塩漬けのイタドリは塩抜きが必要ですが、

アク抜きされているため調理後にさまざまな料理に利用できます。

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