どうも、「ひとひらの滞りもなく」と書いておきながら自分でひいた私です。
ついに長女・さくら(仮名)の小学校入学式でした。
あいにくの雨。少し肌寒い。桜の季節なのにしとしと雨というのも、また味があるといえば味があるけど、写真映えはしない。
でも入学式、最高でした。
場面緘黙・不安障害があるさくらが、泣かずに、ちゃんと「はい」の返事をして、何の問題もなく入学式を終えた話と、その夜の音楽教室で起きたじーんとくる出来事を書きます。
あと36歳のダジャレで終わります。
教室に入ったら、両隣が同じ幼稚園の子だった件
まず教室に入って、大荷物をロッカーに収める作業から始まった。
「収める」の漢字、「収納」の「収」か「納入」の「納」か、咄嗟にわからなくなって変換に頼った。どうでもいい話だけど毎回こういうのが気になる性格。
席に着いたら——
両隣が同じ幼稚園の子だった。
昨日の下見で「ひなのちゃんが隣」というのはわかっていたけど、反対側の隣も同じ幼稚園の子とは。
さらにひなのちゃんのそのまた隣も同じ幼稚園出身で、このクラスにいる同じ幼稚園出身の4人が全員横並びになる配置になっていた。
すごい偶然。それとも先生の配慮? どちらにしても神様ありがとうという感じ。
場面緘黙のさくらにとって、知っている顔が両隣にいるという状況は、それだけで初日の安心感が全然違う。
入学式本番、さくらの様子
保護者席はかなり後ろの方で、さくらの頭すら見えない席だった。正直どんな顔をしているのか全く確認できなかった。
でも——
呼名のとき、「はい」の返事がちゃんと聞こえた。
遠くても聞こえた。他の子に交じって、ちゃんとさくらの「はい」が聞こえた。
入退場も何の問題もなくできた。泣きそうになるそぶりも全くなかった。
幼稚園の入園式のときとは全然違う。あのときはずっと不安そうで、離れるたびに泣いていた。あれから3年、こんなに成長したんだなとしみじみ感じた。
場面緘黙があっても、成長する。時間をかけて、少しずつ。
それを今日また実感させてもらった。
学校を出るときも雨だったけど、入学式の看板の前でさっと写真を撮って、全部終了。雨の中でも滞りなく、最高の入学式でした。
雨の入学式写真をきれいに撮るコツ
入学式当日が雨、というのは毎年一定数の家庭で起きる悲劇です。
晴れた日の写真より難しいけど、工夫次第でちゃんときれいに撮れます。
① 光を味方にする 雨の日は曇り空が「自然のディフューザー」になって、顔に影が出にくくなる。直射日光がない分、顔全体が均一に明るく撮れることもある。
② 傘をあえて小道具にする 傘を差している子どもの写真、実はすごくかわいい。透明のビニール傘・カラフルな傘・キャラクター傘など、傘ごと写真に入れる構図にすると「雨の日の入学式」という唯一無二の記念写真になる。
③ 建物の軒下・玄関付近を使う 入学式の看板は屋根の下にあることが多い。屋根がある場所を素早く活用して、傘なしで撮る。さくらもこの方法で雨を回避した。
④ スマホの「ポートレートモード」を使う 背景をぼかして子どもを際立たせるポートレートモードは、雨の日の背景(濡れた地面など)をおしゃれに処理してくれる。
⑤ 当日撮れなくてもいい 入学式当日にベストショットが撮れなくても、後日の登校日・ランドセル姿の写真で十分補える。完璧主義にならなくていい。
入学式・入園式当日に持っていくと便利なもの
雨の入学式で「あれがあればよかった」と感じたものを中心に、持ち物リストをまとめます。
必須アイテム
① 折りたたみ傘(大人用・子ども用それぞれ) 当日の天気が読めない季節。折りたたみ傘をバッグに1本入れておくと安心。子ども用は100均にも売っている。
② 防水スプレー(入学式の前日にかける) スーツ・ワンピース・子どもの服に事前に防水スプレーをかけておくと、急な雨でも安心。ダイソーにも防水スプレーがある。
③ タオルハンカチ(大きめ) 式典前後の雨拭き・感動の涙(確実に出る)両方に使えるサイズのものを。
④ ポケットティッシュ(3〜4個) これは毎回言ってる。ハンカチだけじゃ足りない。
⑤ モバイルバッテリー 写真・動画を撮りまくるとスマホのバッテリーが一気に減る。式の途中で電池切れは悲しすぎる。
あると便利なもの
⑥ 防水の袋・ビニール袋(ダイソー) 傘・濡れた靴・子どもの着替えなどを入れるのに使える。大きめのジップロックや、ダイソーの防水バッグが便利。
⑦ 折りたたみスリッパ(ダイソー・セリア) 体育館での式典は上履き持参のことが多い。セリアのコンパクトな折りたたみスリッパが一番荷物にならない。
⑧ 安全ピン(ダイソー) コサージュをつけるのに必須。数本バッグに入れておくと安心。
はなの新年度・幼稚園、年長さんになった
午前保育だったはな(仮名・年長)と帰宅途中に合流。
今日ははなの幼稚園でも新年度初日。お兄さんお姉さんとして在園している子が新入園児を迎えるための、歌や声かけの練習をしたそう。
夫が今朝幼稚園に送っていったけど、泣く様子は全くなかったとのこと。
去年まで「幼稚園行きたくない」と渋ることがあったのに、今日は普通に行けた。年長そら組さんとして、気合いが入っているのかもしれない。
たくましい。本当にたくましくなってる。
音楽教室で起きた「じーん」な出来事
夕方から姉妹で音楽教室。久しぶりに授業を後ろで見学させてもらった。
はなが「見てほしい」と言っていたらしく、夫が同席した。
見てほしいと言っておきながら、いざ見られると恥ずかしくてくねくねするというのが、子どものかわいいところ。歌も声が出にくくなっていた。
それこそ場面緘黙の症状に似た感じで——「見ている人がいると動けなくなる」という状態。でも家で毎日練習しているピアノの演奏では、ちゃんと上手に弾けていた。「できる」と「見せられる」の間にある壁、大人にもある気がする。
来週はグレードテスト、7月には発表会も控えているので、そこに向けてさらに練習が続く。
さくらが傍で歌と鈴を一緒にやってくれた
今日一番じーんときた出来事がこれ。
はなの歌と打楽器(今日選んだのはトライアングル)の時間に——
さくらが横で一緒に歌と鈴をやってくれた。
入学式で「はい」の返事をした日の夜に、妹の音楽教室で自分から一緒に歌う。
最初に音楽教室に通い始めたとき、さくりは棒立ちだったそう。それが今日、自分から動いて、音楽に参加している。
優しい先生、家族、音楽の力——いろんなものが重なって、今日のさくらがある。
36歳、中年、多感な時期なのかな。最近こういう場面でじーんとすることが多すぎる。
汗もよくかくし、もしかして更年期?
「聞くだけ聞いたら多汗」「36歳、多感な時期と多汗な時期が被ってる」……これはもうダジャレで乗り越えるしかない。
音楽教室のグレードテスト・発表会、準備にかかるお金と節約術
来週のグレードテスト・7月の発表会に向けて、準備が本格化します。
発表会がある習い事って、毎回「衣装どうしよう」「発表会費用どうしよう」という課題がある。うちで実践している節約術をまとめます。
発表会の衣装節約術
① フリマアプリで探す 「ピアノ発表会 衣装 120」などで検索すると、「1回のみ着用」の美品が2,000〜3,000円で見つかる。新品で買うと5,000〜15,000円するものが格段に安く手に入る。
② 友人・知人からおさがりをもらう サイズが合えばタダでもらえることも。「発表会の衣装、どこかに余ってませんか?」と声をかけてみる価値あり。
③ 普段使いできるフォーマル服を選ぶ 発表会専用じゃなく、入学式・七五三・お呼ばれにも使えるデザインを選ぶ。1着で複数の場面に使い回せると、コスパが一気に上がる。
練習グッズの節約術
① 練習記録は100均ノートで自作 市販の音楽練習帳は意外と高い。ダイソーの方眼ノートに手書きでフォーマットを作れば0円同然。
② 録音・録画はスマホで十分 「自分の演奏を録音して聴き直す」練習法は上達に効果的。スマホで十分録音できるので、専用機材を買う必要はない。
③ 楽譜はコピーを活用する(著作権に注意) 著作権が切れた楽曲の楽譜は無料でダウンロードできるサイトがある。練習曲として使えるものも多い。
入学式を終えた夜、子どもたちに伝えたこと
さくりの入学式と、はなの年長さんスタートと、音楽教室と——盛りだくさんの1日の終わりに、子どもたちに伝えたことがあります。
特別なことじゃない。「今日もよく頑張ったね」という一言。
「はい」の返事が聞こえたこと。泣かなかったこと。音楽教室で一緒に歌ってくれたこと。全部「頑張ったね」の中に入っている。
子どもたちが「今日も大丈夫だった」と感じて眠れる夜を作ること——それが今、一番大事なことだと思っています。
まとめ——雨の入学式が、最高の1日になった
雨。肌寒い。保護者席から頭すら見えない。
それでも「はい」の声は届いた。
両隣には知っている顔がいた。家族みんなで笑って帰れた。夜には音楽教室でさくりが歌ってくれた。
完璧な条件じゃなくても、最高の1日になる。
むしろ「完璧じゃなかったけど最高だった」日の方が、後から思い出したときに心に残っていたりする。
入学式おめでとう、さくら。年長さんになったね、はな。
36歳、今日も多感で多汗です。
また更新します。読んでくれてありがとう。
