どうも、「嬉し嬉し病」という診断名のセンスに完全に屈した私です。
今日ははな(仮名・年長)の工作話から始まります。
空き箱とビニールテープと画用紙で作ったカバン。そこに描かれた絵のモチーフが「ウサギと、リボンとリボンとリボンとリボンとリボンとリボン」。
リボン6個。
これは笑うしかない。でも全力で描いてる。それが工作という遊びの本質。
工作の話・体育初回の話・病院ごっこの話・絵本3冊、全部書きます。
空き箱カバン、その制作レポート
はなが幼稚園で作ってきたのは、空き箱を使ったカバン。
制作工程:
- ビニールテープを三つ編みして持ち手を作る
- 側面に画用紙を貼る
- 絵を描く
「何の絵を描いたの?」と聞いたら——
「ウサギと、リボンとリボンとリボンとリボンとリボンとリボン。」
ウサギ1匹とリボン6個。そのバランス感覚。
でもこれ、5歳が「自分の好きなもの」を全力で表現した結果なんだよなと思うと、最高にかわいい。大人が「なんで6個も?」と思うのがそもそも野暮というやつ。
うちの子たちは工作が大大大好き
さくら(仮名・1年生)もはなも、昔から工作が大好き。
幼稚園でも家でも、空き箱・ペットボトル・毛糸・ビニールテープ・画用紙——手に入るものを何でも使って何かを作り続けている。
感心させられる作品たちが、リビングのそこらじゅうに置いてある。
「好きなだけやらせてあげたい。」
気持ちはある。でも現実は——材料が散らかる・作ったものが捨てられない・気づいたらリビングが廃材置き場になっている、というのが本音。
でも子どもの「作りたい」という気持ちは本物だし、工作は創造力・手先の器用さ・問題解決能力など、いろんな力が育つ遊び。できる限り続けさせてあげたいと思っている。
工作好きな子への「廃材ストック」の仕組み化
工作の材料費、全部新品で揃えたら地味にかかる。でも家で出る廃材を活用すれば、ほぼゼロ円で材料が揃う。
廃材ストックボックスを作る
うちでは「工作BOX」を1つ決めて、そこに廃材を入れている。
入れているもの(例):
- お菓子の空き箱(洋菓子・シリアル・ラップの芯など)
- ペットボトル・牛乳パック
- トイレットペーパーの芯・キッチンペーパーの芯
- 新聞紙・折り込みチラシ
- 使い終わったラップ・アルミホイルの箱
- 毛糸の余り
- リボン・モール
全部タダ。捨てる前に1回BOXに入れるだけ。
100均で揃える工作材料:
- モール(ダイソー):曲げて形を作れる。年齢問わず使いやすい。
- 画用紙(ダイソー):カラー豊富。まとめ買きしておくと安心。
- ビニールテープ(ダイソー):今回のカバンの持ち手のように、三つ編みして工作に使える。
- フェルト(ダイソー・セリア):切って貼るだけで形になる。縫わなくてもボンドで接着できる。
- 丸シール・星シール(ダイソー):貼るだけでデコレーションになる。
- 木工ボンド(ダイソー):紙・布・木材に使える万能接着剤。
「工作スペース」を決める
工作をする場所を決めておくと、散らかる範囲が限定できる。
テーブルにレジャーシートを敷いてその上でやる、と決めるだけで後片付けが格段にラクになる。シートごとまとめて片付けられるから。
さくらの小学校レポート——今日は体育初日
生活:校庭でドッジボール
校庭でドッジボールをしたらしい。
なのに——道路を走る妻の車を見つけて、ぼーっとしていたとのこと。
ドッジボールしながらぼーっと車を目で追うさくら。ボールが飛んでくるのに。
場面緘黙の子どもって、「外の世界の観察」に意識が向きやすいのかな、と思う瞬間がある。それはそれで面白い感性だけど、ドッジボール中は気をつけてほしい。
体育:初めての体育の授業——遊具で遊ぶ
体育の初回は遊具で遊ぶ授業だったらしい。
土に半分埋まったタイヤを使って「跳び箱」みたいなことをしたとのこと。
「跳び箱」ってよく考えたら「箱を跳ぶ」んだから「箱跳び」の方が自然じゃないか——という素朴な疑問、「火の輪くぐり」も「くぐり火の輪」じゃないし、日本語って不思議ですよね。
初めての体育、遊具で遊べて楽しかったらしい。次回から本格的な体育の授業が始まると思うと、どんな競技や運動が得意か不得意か、少しずつわかってくるんだろうな。
音楽:またじゃんけん貨物列車(ショートバージョン)
今日も「じゃんけん貨物列車」のショートバージョンがあったとのこと。
この先生、本当に好きですねじゃんけん貨物列車。
でも何度やっても楽しいらしく、さくらも嬉しそうに話してくれる。シンプルなゲームが子どもにとって一番楽しいことの証拠かもしれない。
帰宅後は「病院ごっこ」——「嬉し嬉し病」の診断が出た
先週まで続いていたホテルごっこが一段落して、今日から「病院ごっこ」が始まった。
看護師役のさくらが「子守唄がうるさい」(本人いわく)という。
患者さんに子守唄を歌う看護師さん、それはそれで素敵かもしれない。でもうるさいと自覚してるのが面白い。
お医者さん役のはなによる診断結果:
「嬉し嬉し病」
嬉し嬉し病。なんだその病名。
でも確かに、それで全部説明できる気がする。嬉し嬉し病。最高の病名。
「病院ごっこ」を充実させる100均グッズ
病院ごっこ、大人が少し小道具を足すと一気にリアル感が増して子どもが盛り上がります。
① 聴診器のおもちゃ(ダイソー・セリア) 100均にも聴診器のおもちゃが売っていることがある。胸に当てて「トクトク聞こえる!」だけで子どもは大喜び。
② 体温計のおもちゃ(ダイソー) 「はい、36.5度ですね」という会話が生まれる。診察の一連の流れが自然にできる。
③ 包帯・ガーゼ(ダイソー) 本物の包帯をロールで1個持っておくと、怪我の処置ごっこに使える。消費しながら使えるのでリアル。
④ メモ帳(ダイソー) 診察カルテや処方箋を書くためのメモ帳。「お名前は?どこが痛いですか?」と書いて渡すだけで盛り上がる。
⑤ 名札シール(ダイソー) 「先生」「看護師」「患者」の役割名を書いた名札を作る。役に入り込みやすくなる。
⑥ トレー(ダイソー) 「お薬セット」を乗せて患者さんに渡すためのトレー。ミニサイズがちょうどいい。
ごっこ遊びが次々と変わっていく現象について
ホテルごっこ→病院ごっこ、という流れを見ていて思うこと。
子どもたちのごっこ遊びって、自分たちの「今興味があること」「最近体験したこと」が反映されている。
さくらが入学したばかりで学校という新しい環境を体験中→学校ごっこや先生ごっこが増える。音楽教室がある→ピアノ教室ごっこが始まる。読んだ絵本の世界→そのままごっこ遊びになる。
ごっこ遊びは子どもの「今」を映す鏡みたいなもの。
「なんでいきなりホテル?」と思っても、よく考えたら旅行の記憶からきていたり、絵本に出てきたからだったり。
そういう文脈を拾いながら一緒に遊ぶと、子どもの世界の広がりが見えてきて面白い。
工作好きな子どもと暮らす「散らかり問題」の現実的な解決策
工作が大好きな子どもがいる家の「散らかり問題」は永遠のテーマ。
解決策はないけど、ダメージを減らす方法はある。
① 「作ったら飾る場所」を決める 作り終わったら、リビングの棚・玄関などの「飾る定位置」に置くルールにする。そこに入りきらない分は整理のタイミングを作る。
② 「週末まで待つ」ルールにする 平日は片付けない。週末にまとめて「残すもの・手放すもの・写真だけ残すもの」を子どもと一緒に仕分ける。
③ 写真に撮ってから手放す 捨てる前に必ず写真を撮る。データとして残っていると、現物を手放す心理的ハードルが下がる。
④ 「工作BOX」に収まる量だけ材料を持つ 廃材BOXがいっぱいになったら材料を足さない。BOXの容量が「今持っていい材料の量」の上限になる。
ビニールテープの三つ編み、家でもやってみた
今日のはなのカバンで使われていた「ビニールテープの三つ編み持ち手」、家でも試してみた。
ビニールテープを3本並べて、普通に三つ編みするだけ。テープの粘着面が外側になるように工夫すると、手に貼り付かずきれいにできる。
子どもでも1〜2回練習すればできるようになる。
できあがった紐は、工作の持ち手・バッグの紐・キーホルダーなど、いろんな場面で使える。
ビニールテープはダイソーで複数色が揃うので、カラフルな三つ編みを作るのも楽しい。
ちょっとだけ自分の話——ごっこ遊びに付き合うときの親の体力問題
子どもたちのごっこ遊びに付き合うのは楽しいんだけど、正直体力がいる。
病院の患者役を1時間やり続ける。ホテルのお客さんを演じ続ける。ピアノ教室の生徒を続ける。
これ、地味に疲れる(笑)。
疲れたときほど、自分の肌とか顔とかがしんどくなってきて「あ、疲れてるな」と気づく。
ごっこ遊びに付き合いながら回復するための「ながらケア」:
① シートマスク(ダイソー) 「お客さん役でソファーに座ってる間」にシートマスクを貼る。子どもは気にしない(むしろウケる)。
② ハンドクリーム(ニベア) ごっこ遊びの「待ち時間」に手に塗る。300〜400円で全身使えるコスパ最強アイテム。
③ ホットアイマスク(ダイソー) 子どもが寝てからの「15分だけ横になる時間」に使う。ごっこ遊びで酷使した目をリセット。
体力がない日は「患者役に徹する」。横になって治療してもらうだけ。それも立派なごっこ遊びへの参加です。
【今日の読み聞かせ絵本】3冊
『ともだちをたすけたゾウたち』教育画劇 わしおとしこ 作 / 遠山繁年 絵
動物園のゾウが仲間を助けるために行動する物語。「助ける」「仲間」というテーマが、さりげなく深い。読み終わった後に「助けてあげることってどんなこと?」という話になった。
『世界でいちばんリクエストのおおいくつ屋さん』合同出版 十河ヒロ子・十河孝男 作 / 本田亮 絵
先日も読んだ大好き絵本の再登板。「また読みたい」と言われたので2回目。子どもが「もう一回読んで」と言う絵本こそ、本当に好きな絵本だと思っている。
『巣箱のなかで』あかね書房 鈴木まもる 作
鳥が巣箱の中でひなを育てる様子を、温かい絵で描いた絵本。「卵があって、ひなが生まれて、大きくなる」という自然の営みを優しく伝えてくれる。さくらとはなが「赤ちゃんのとき、こんな感じだったの?」と聞いてきた。
まとめ——リボン6個と嬉し嬉し病で終わる最高の1日
「リボンとリボンとリボンとリボンとリボンとリボン。」
「嬉し嬉し病。」
今日の2大名言。どちらも5歳が生み出した。
工作も、ごっこ遊びも、学校生活も、全部が積み重なって子どもたちが育っていく。
お金をかけなくても、廃材と100均グッズと想像力があれば、子どもはどこまでも遊べる。
それを毎日証明してくれるうちの子たちに、今日も感謝です。
また更新します。読んでくれてありがとう。
