パスタ料理にはさまざまなバリエーションがありますが、
中でもおすすめなのが「ペスカトーレビアンコ」です。
メニューを見たとき、「ペスカトーレビアンコはどんな味付けなのだろう?」
と疑問に思うこともあるでしょう。
通常、「ペスカトーレ」を聞くとトマト風味を想像する人もいますが、
実際には魚介の旨み、塩、オリーブオイルが中心の味付けです。
ここでは、美味しくペスカトーレビアンコを作るコツや適切なパスタの種類などをご紹介します。
ペスカトーレビアンコに使いたい具材と下ごしらえ方法
「漁師の白い料理」を意味するペスカトーレビアンコには、
通常の「ペスカトーレロッソ」と呼ばれるトマト風味のものとは異なる特徴があります。
通常のレストランで提供されるペスカトーレとは、
ほとんどがトマト風味のパスタを指しますが、
ビアンコ(白)を冠するとオリーブオイルと塩、魚介の旨みだけで
構成されるオイル系のパスタになります。
では、どの具材がよいのでしょうか?
ペスカトーレビアンコには様々な海鮮が合いますが、
臭みを取るためにも下ごしらえが重要です。
以下におすすめの具材と下ごしらえ方法をまとめます。
赤エビ:
手軽に入手できる赤エビはペスカトーレビアンコに適しています。
エビの頭には旨みがありますので、捨てずに利用しましょう。
ただし、背ワタは取り除くようにしましょう。
スルメイカ:
歯ごたえが楽しいスルメイカは、
肝を取り、輪切りにして使用すると良いでしょう。
肝は料理中に加えると美味しさが増します。
アサリ:
アサリは事前に砂抜きをしておくと良いです。
旨みが豊かなので、積極的に使用しましょう。
ペスカトーレビアンコに合うパスタの種類
ペスカトーレビアンコを作る際に欠かせないのが適切なパスタです。
実はパスタにはさまざまな種類があり、太さが異なります。
ソースに合わせてパスタを選ぶことで、
ペスカトーレビアンコの美味しさを一層引き立てることができます。
太めのパスタがおすすめ:
ペスカトーレビアンコはオイル系のパスタで、
オリーブオイルと塩、魚介の旨みがメインの味わいです。
そのため、太めのパスタが適しています。
これにより、ペスカトーレビアンコの美味しいスープをしっかり吸い込むことができ、
海鮮の風味をより楽しむことができます。
リングイネがおすすめ:
ペスカトーレビアンコと相性の良いパスタとしてリングイネが挙げられます。
リングイネは通常のスパゲッティよりも歯ごたえがあり、モチモチとした食感が魅力です。
やや楕円形状で、食べ応えがあります。
ペスカトーレビアンコに合うワインの選び方
ペスカトーレビアンコと一緒に楽しみたいのがワインです。
イタリア料理とワインの組み合わせは格別ですが、どのワインが適しているでしょうか。
ワインに詳しくない方でも選びやすいように、以下で紹介します。
塩味を生かすワイン:
ペスカトーレビアンコは海鮮の旨みと塩、オリーブオイルの味わいを楽しむパスタです。
そのため、塩味を生かせるワインがおすすめです。
こってりとした味付けではないので、
シンプルですっきりした口当たりのワインが適しています。
南イタリア地方で作られた辛口ワインなどが良いでしょう。
酸味を感じる白ワイン:
辛口以外の選択肢として、酸味を感じる白ワインもおすすめです。
白ワインは飲みやすく、さっぱりとした口当たりがクセになります。
まとめ
ここではペスカトーレビアンコの具材や下ごしらえ、
合わせたいパスタやワインについて詳しく説明しました。
ペスカトーレビアンコはオイル系のパスタで、
すっきりとした白ワインと一緒に楽しむと良いでしょう。
オシャレな見た目と旨みを兼ね備えたペスカトーレビアンコを、
リラックスタイムにぜひお楽しみください。